親孝行は突然に。
今日は気温が上がって、暖かい日でした。
でもまだ風が吹いたり日陰に入ったりするとひんやり寒くて、一日中自分に暑いか寒いか問い続けて、アウターを着たり脱いだり、脱いだり着たり…
その様はもはやマイケルでした。ポゥ。
そんな今日は休日なので子どもとちょっとお出掛けしたりお家でおもちゃで遊んだり、ずっと一緒に過ごしました。
夜寝たかなと思っていると、「ママ」と呼ばれました。
なんだろうと思っていると
「ありがーと」と言われました。しかも5、6回。
いつも「あーと」しか言わないので、びっくりしたのと不意を突かれたのもあって、母、大号泣。
嬉しくて「ええ〜どうしたの?」と聞いても返事は無く、スヤァと静かに寝ていきました。
昨日 閉園時間の間際に行きたいと言って泣いていた動物園に行ったから?大好きなキリンさんに会えたから?
晩ごはんが好きなうどんだったから?自作のごはんしか歌詞がない歌を披露してくれたので、よほど美味しかったのかしら。
数日前も似たようなことがあって。
お風呂上がりに身体を拭いてあげていると突然
「ママ、カワイイ〜!ヨシヨシ〜!(頭をなでなで)
ダイシュキ〜!(ぎゅー)」
と言ってくれて。
今の時期は仕事も忙しくてどろどろに疲れていたので、母、大号泣。
服も着てなくて急いで保湿してあげながら大号泣。
さっき塗った化粧水も役目を果たさず流れていきました。
不意打ちのありがとうと大好きは沁みますね…
ハートをギュンッと掴まれました。
子どもは3歳頃までに一生分の親孝行をすると聞いたことがあります。
近頃よくそれを身に沁みて感じています。
親の愛情が主語の話をよく聞きますが、無条件の愛をくれるのは子どもの方です。
どんなに親がダメダメでも、機嫌が悪くても、後でねの約束を忘れてしまっても、いつだって全力で愛情を注いでくれます。こんなにもらっても良いものかと、こちらが戸惑うほどに。
自分もきっと物心がつく前に親孝行は済んでいると思うと、少し気持ちが軽くなります。
親に無条件の愛をふんだんにくれる子ども。
ただただ幸せになってほしく、もらった愛をこれから返していきます。
ありがとうや大好きに理由なんて無いのかも。
そんなことを考えた日曜日の夜でした。
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