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世界からいなくなること

こんばんは、うりです 

こんな雨が降る夜には いろいろなことを考えてしまいます

例えば 先月亡くなった叔父のこととか。



叔父はとても心優しく面白い人で お城マニアで鉄道マニア
私は叔父に連れられてよくお城に行きました

叔父は将軍のように 実の姉である母のことを『姉上』と呼んでいて私はそれをたいそう気に入っていました。
そして、だいたい月に一回『姉上様』宛てに来る近況報告のメールを楽しみにしていました

叔父は末期のすい臓がんで 余命宣告をされていました

危篤の連絡が入ったのは1ヶ月前の今日でした


人が亡くなるのは、この世界からいなくなること

この世界のどこを探しても 生きている叔父には絶対に会うことができません


つい2ヶ月前には普通にビデオ通話してたのに と変な気持ちになります

こないだ告別式が開かれることになって
父と母が参加しに行きました

私はその時、
あ、おじさんは来るのかな〜
従兄弟たちはおじさんの運転で来るんだろうな
と普通に考えました

でも もう叔父は骨になってしまって
運転することはおろか生きてさえいない のです

改めて 
叔父はいなくなってしまった 亡くなってしまったんだな
と実感しました



中学生の、毎日死にたかった私に今言えることは

死ぬことは この世界から自分がいなくなって
もう戻ってこないことだ   ってことと、
死んだら 誰だかわからん、骨になって 箸でカンカンされながら壺に詰められるということです

だから死ぬなよって    死んだらつまらんぞと。


そんなこんなで しばらくはもういないんだ〜が続くと思います
そのたびにすごく悲しい、






こんな夜遅くにこんな暗いものを読んでくださった
どこかの知らないあなた、
本当にありがとうございます。

よく寝られますように。 




うり

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