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【名刺代わりの物語10冊】 ②

昨日の続きです。
前回はこちら↓

あわせてお読みいただけると嬉しいです。


◯ー⭐︎ー☆ー⭐︎ー◯

それでは続きもレッツ・ゴー!




【4】 『シャーロック・ホームズの生還』 コナン・ドイル

高1の時、『シャーロック・ホームズ』シリーズをむさぼるように読みました。はまりすぎて、興味なさそうな友達にも勧めていた。いい迷惑である。

「最後の事件」からの「生還」が鮮烈だったな。ライヘンバッハの滝!



【5】 『大人になったら、』  畑野智美

久しぶりに夢中になった小説。読み始めた翌日に読み終えました。
大人になってから読んだのがよかったと思う。働く大人の恋愛小説。

羽鳥先生が好きすぎる。
こんなにピュアで可愛いひとがいたら結婚してほしい。
読んでる時ずっと鳥が島に見えていたので、私の中では羽島先生。
(物語に夢中になりすぎて漢字を雰囲気で流し読みしてたらしい。見返したら初出でルビふってあったよ…?)

最近、同じ著者の新作『世界のすべて』を書店で見かけました。
装丁の美しさに一目惚れして購入したのを積読中。



【6】 『水と水とが出会うところ』 レイモンド・カーヴァー

カーヴァーの作品の中でとりわけ好きなのが『The party』。
あたたかな余韻を味わえる短い短編だ。

どの短編集に収録されていたか忘れてしまった。
手元にある『ウルトラマリン』『必要になったら電話をかけて』『愛について語るときに我々の語ること』にはないので、『水と水とが出会うところ』の可能性が高いです。

彼は詩に対する憧れがあったそうで、
情感や情景描写に研ぎ澄まされたものを感じます。

インタビューを読んだら「初めて本になった作品を抱きしめて眠った」みたいなエピソードがあって可愛かったな(うろ覚えなので違っていたらすみません)。



【7】 『MARS』 惣領冬実

それぞれの境遇に問題を抱え、死んだように生きている高校生のキラと零。
真逆な性格のふたりが出会うことで、各自の中に生きる意志が芽生えていく物語。

私自身、悲しい出来事があってから性格が裏返ったまま生きてきた感覚があったので、深いところで感じるものがありました。
人は、人との関わりによって回復していくものだと、今ではわかります。
生きることと死ぬことについて考えた思い出深い作品です。



【8】 『SLAM DUNK』 井上雄彦

子供の頃、弟に借りて読みました。当時は「流川かっこい〜♡」とか思っていた。流川の「我関せず」が好きだったな。(当時無自覚だったけど、私も「我関せず」タイプでした。そしてバスケ部だった。)

2022年、映画が公開されると知って久しぶりに読んだら、花道が愛おしすぎて胸が熱くなりました…。ピュアで健気。彼の言動を見ていると笑えて元気になれる。ありがとう花道。



【9】 『REAL』 井上雄彦

何度か泣いた。ずびずび泣いた。
私は「不自由」「窮屈」などの概念に弱い(だからロックが好きなのだと思う)。

好きなセリフは夏美の
「どうせ泣くんならやりたいことやれば」(8巻)


【10】 『女の園の星』和山やま

最新刊の4巻が一番好き。夏休み編。
夏休みの職員室がエモすぎる。おすすめです。
オフの日の小林先生のボサボサな髪が好き。

作者の和山やまさんとは共通点がいくつかあるので、心の中で親しみを感じています。
続編も楽しみ。これからも応援しています。



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思いの外さっくり書いてしまいました。
読んだ当時の日記を探せばもう少し臨場感のある感想が書けそうですが、この辺にいたします。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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