世界と自分がここにある。
2024.11.7 -1
今日はすっきり晴れて
地上の空気もすっきりつめたい。
パウロ・コエーリョの著作『賢人の視点』みたいに 爽やかで凛とした空気に満ちている。
先日偶々、自分の過去の日記を読んだ。
おもしろかったので文章を公開したくなり、
今色々書いている。
その流れで散文について考えているのだが、
今いちばん好きなエッセイ本は『賢人の視点』だと思った。
原題は『Like the Flowing River』。
一貫して感じられるのは、
「世界と自分がここにある」感覚。
ただそれだけであり、それがすべてだということ。
これは弓を引く時の感覚そのものである。
彼が子供の頃夢中になったという
オイゲン・ヘリゲル著『弓と禅』を読むと、
その精神状態の由来を垣間見ることができると思う。
(私は『弓と禅』を先に読んでいるので、
逆の場合は感じ方が違うかもしれない。)
川底のつめたい水は、水面の水よりもゆっくり流れる。
うまく言葉にできないけれど 今、世界中の誰かにおすすめしたい1冊です。