2016年5月号No.173 KURA
ようこそ嬉しの森へ✨しぃ乃です。
本日は「木になるパンティー」の最終的なレシピを確認しながら仕立てていました。
一針一針ちくちくしながら、やっとここまで辿り着いた喜びと、これを一生の仕事にできる喜びと、作品に出会ってくれた人の喜びと、さまざまな喜びと共に縫い上げました。
2015年、友人からプレゼントされた「ふんどしパンツ」
同じものを作って2週間穿き続けたら、足の裏から根っこが生えて大地とつながり、地球と宇宙の循環に繋がることができて、今まで穿いた「ふんどしパンツ」の中では抜群に履き心地の良いものだったけれど、形が・・・・。
ときめかない。
フリーサイズにできない。
ということで、可愛いい、できるだけフリーサイズで!を目指し、研究を始めた私。
挫折した2017年、諦めたってよかったのよ。
でも、諦めずに続けて、完成できたのは、長野県の「KURA」の取材を受けたからと言っても過言ではないのです。
私は「有言実行」タイプ。
子どもの頃から意外と努力家で、やると決めたら満足するまでやるタイプ。
小学校のマラソンもそう。中学校のソフトボール部の四番バッターもそう。
独学で簿記2級を取得したのもそう。
他にも色々努力して、自分の決めたゴールテープはほとんど切ってきた。
2016年5月号No.173 「KURA」にて
「今の下着は結構体を締め付けるので、血流が悪くなったり、免疫力が低下したりすることがあるようです。そこで仲間数人で、自分達がこういう下着だったらという商品を試行錯誤しながらつくっています。みんな子育てしながらですから、どうやったら上手く企業化できるか、色々考えています。できれば、全国展開したいですね!」
なんて話してしまったのです。
当時は下着の開発だけではなく、色々なことを考えていて、仲間とすごく盛り上がっていたのですが、下着の開発はしぃ乃一人でやっていて、結局一人でゴールまで漕ぎ着けたのでした。
ブラもパンツも、一旦白紙にして「端切れが少なく、フリーサイズ、紐を解かなくても脱ぎ穿きできる」目標を掲げ、一から創り直すことに。
当時は子どもたちも小さいのに、原発事故の母子避難の受け入れに醤油仕込み、社会の問題を物語にしたり、色々とやっていたなぁ〜。
取材時は「みんなの学校」上映会と木村泰子先生の講演会も準備中だった。
この記事の最後はこのように締めくくられている。
「原発も憲法も、問題の根っこは同じ、お金儲けだけを追いかけることは、もうやめたいですね。」(久美子さん)
子育て真っ最中の仲間、同じ価値観を共有する仲間、安心安全な食を求める仲間など、人の輪を広げながら前向きに生きる、小幡さん一家である。
当時の私は友達100人がいいと思っていたので、さまざまな仲間がいたけれど、自分を信じることができる今は、この頃と違い友達との距離感を保ちつつ、協力する必要があるときは協力を求め、求められたら手伝いに行く、そんな暮らしになりました。
色々変化はあったけれど、目標に掲げた締め付けの少ない手作り下着は無事に完成し、次はマーケティングの勉強をしながら新しいスタートを切りたいと思います✨
ではご機嫌よう✨嬉しの森住人 嬉森しぃ乃でしたぁ〜✨感謝です✨