【CAP】OK!【餓狼】
2024年9月24日、『ストリートファイター6』にテリーが実装された。確か『ストV』の頃は、
「正規ナンバリングタイトルでは他社コラボはしない」
と偉い人が明言していたような気もするが、何だかよく判らないうちにとにかくそういうことになった。
ということで、『スト』界にやってきたテリー。足りないのはもはや一部の超必殺技とランニングネックブリーカーくらいじゃないかというほどに全部乗せで出てきたので、キャラ性能的にはおそらく文句のつけようがない。まあ、これで本当にパワーストリームだのライジングビートまで搭載してきたらコマンドがすごいことになっていただろうが、とにかくキャラとして強いかどうかの話はここではしない。そもそもぼくは対戦できない勢だし。
そんなこんなで、もっぱらワールドツアーでのテリーの話。ストーリーモードはちょろっと闘って最後にケンが出てきて「またどこかで会おうぜ!」みたいにふわっと終わってしまうからね。
折しもメトロシティでは、ノックアウトフェスティバル(KNOCK OUT FESTIVAL、略してKOFと銘打たれたイベントが開催中。ふだんからそのへんの通行人にタイマンを申し込めるこの地獄のような街で何をいまさら、と思わなくもないが、とにかくそこで何人かブチのめせば、新規オープンとなるパオパオカフェ6号店へ招待してもらえるという。ちなみに、これまでの公式設定では、パオパオカフェは3号店までオープンしていることになっているのだが、今回唐突に6号店というのが出てきたのは、既存の支店の設定に抵触しない+『スト6』にちなんでのことだろう(個人の推測です)。
でまあ、このヘルシティのそこかしこに『餓狼』キャラの微妙なフォロワーがちらほらといる。その中から、偽リチャード、偽タン先生、偽ダック・キング&偽マイケル・マックスという初代リスペクトの偽キャラをブチのめしたところでKOFはあっさり終了し、6号店へのチケットがもらえるわけだが、ちょっと離れたところにいる『3』リスペクトのフォロワーがヘンに強烈だった。
まずは望月双角のフォロワー(?)、餅月三角。
個人的な感想だが、この三角さんがパチモンキャラの中では最強。中身はJPなのだが、ドライブシステムを積極的に使用して嫌な攻めを見せる。鬼門陣も持ってないしライン移動攻撃もしてこないが。
続いてパオパオカフェの支店長になるという野望を持つボブ・ウィルソンのフォロワー、ウィル・ボブソン。
体型を除けばそれなりに再現度は高い(気がする)。もともとのボブがさほど奇天烈なデザインではないからかもしれない。がんばればわりとそっくりのキャラを作れそう。私ならやらないが。
そして今回登場したパチモンファイターズの中でもっともホンモノへの愛に満ちあふれていたのはこの男、フニャンコさん!
ぼくがひそかに提唱し続けていた、「ブランコ・シカティックとフレディ・マーキュリーを足して3くらいで割るとフランコ・バッシュになる説」を見事に体現してくれていた上に、この無駄に原作を再現した奇妙な舞(?)にカプコンのやる気を見た気がした。
そのほか、6号店の店内にも、PVの時点で話題になっていた、アンドー、マリリン、ジョー・アズマといった面々もいる。それぞれキンバリー、キャミィ、ラシードがベースなので、特にアンドーの動きが気持ち悪い。あれは少女キャラだから許される軽やかさなのだな。
こうなってくると、TGS2024で発表があったばかりの『餓狼伝説CotW』にゲスト出演するCR7ケンと春麗がどういうできになるのかが興味深い。
まあ、その前に『スト6』に舞が来るわけだが。
というわけで、ひとまずTGSへGO!
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