2018年の独身の日の結果は3.5兆円！ダブルイレブン反省会会場はこちら！
中国では、11月11日は「独身の日」というイベントが開催されました。
2018年の独身の日セールでは、開始後2分05秒で100億元、1時間47分26秒で1,000億元の流通総額を記録したそうですね。
まずは、2018年の独身の日セールの結果としてECのミカタさんのページで発表された内容をご紹介します。
流通総額：2,135億元（昨年：1,682億元。昨年比27%増）
100億元達成：開始後2分05秒（昨年：開始後3分01秒）
1,000億元達成：開始後1時間47分26秒（昨年：開始後9時間4分）
2,000億元達成：開始後22時間28分37秒（今年初）
総発注オーダー数：10.42億（昨年：8.12億）
10億達成：開始後23時間18分09秒
参加ブランド数：18万（昨年：14万）
参加した国・地域数：230（昨年：225）
越境EC（天猫国際）参加ブランド数：1万8,000
国と地域別流通総額ランキング
1位 日本、2位 アメリカ、3位 韓国、4位 オーストラリア、5位 ドイツ、 6位 イギリス、7位 フランス、8位 スペイン、9位 ニュージーランド、10位 イタリア
輸入ブランド流通総額ランキング
1位 Swisse、2位 Moony、3位 花王、4位 Aptamil、5位 Bio Island 6位 a 2、7位 MartiDerm、8位 A.H.C、9位 Elta MD、10位 Move Free
輸入カテゴリー流通総額ランキング
1位 健康食品、2位 粉ミルク、3位 フェイスマスク、4位 紙おむつ、5位 エッセンス、6位 ベビー用食品、7位 乳液、8位 洗顔料、9位 メイク落とし、10位 化粧水
独身の日のセールは今年で10年目となりますが、毎年記録を塗り替えてきました。
破竹の勢いで毎年新たな記録を樹立していますが、不安要素もあるようです。
中国では、2018年7～9月期の中国の国内総生産(GDP)は前年同期比6.5％増にとどまり、6.6～6.7％の予測値を下回ったそうです。
また、サービス商品は今回の独身の日セールでも思ったほど売れていない結果に終わったようで、ゲーム関連商品が好調だったのに、宿泊サービスなどのサービス商品はEC売上高での伸び率は64％程度にとどまったようです。
全てのジャンルの商品が右肩上がりの成長というわけではないところに、今後の不安要素があるといえます。
数字だけ見れば圧倒的だった今回の独身の日セールですが、数字を細分化してみると、不安要素も見えてきています。
来年以降も独身の日セールの売上状況は成長することは今の所間違いないと思いますが、商品ジャンルなどによっては、鈍化する事が予想されます。
しかし桁外れの結果が出たことで、日本国内の企業も来年はこの独身の日のセールに自社商品を出品したいと思う企業も多いでしょうね。
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