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無料でネットショップを運営できる「PayTouch」のサイトがオープン!PayTouchの機能やプランを徹底解剖

誰でも無料でネットショップ立ち上げに必要な機能をワンパッケージで利用できる「PayTouch」のサイトがオープンしました。

PayTouchとは、綿半パートナーズ株式会社が提供するECサイトのデザイン、商品管理、注文処理、会員メルマガ、クーポン配信等、必要な機能を全て無料で利用できるECサイト開設サービスです。

PayTouchでは、通常の商品販売機能だけではなく、予約注文、定期購入サブスク、レンタル機能のほか、BtoBの見積や与信管理、BtoE、BtoS(社員の福利厚生機能)まで、一つのショップで様々な機能が使える非常に多機能なサービスです。

オリジナルロゴや初回デザインも無料で行ってくるという至れり尽くせりのサービスを提供しています。

PayTouchの公式サイトを見てみると、PayTouchのサービスが本当に多岐にわたっている事がわかりました。

PayTouch出店ショップ事例

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現時点でPayTouchを利用したネットショップの出店事例は以下のショップがあります。

PCボンバー
わたネット
リグナ
綿半ホームエイド
ALONZA
酒おとどけ


出店ショップ事例をみてみたのですが、出店ショップの「URL」が「https://paytouch.jp/shop/●●●」といったPayTouchサービスのドメイン内のディレクトリとして構成されていました。

これって独自ドメインは使えないサービスなんでしょうか?

詳細情報などは現段階で記載がなかったので、今後独自ドメインの対応も行っていくのかもしれませんね。


PayTouchの主な機能

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PayTouchで利用可能な主な機能としては、「デザイン」「商品登録」「注文処理・お問合せ対応」「会員メルマガ」「クーポン」に対応しているようです。

他にも予約注文、定期購入サブスク、レンタル機能などにも対応していると発表されていますから、かなり多機能なECサービスになりそうです。

ECサイトを運営する上での必要最低限の機能は揃っているようですね。


PayTouchで利用可能な決済方法

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PayTouchが対応している決済方法としては以下の通りです。

クレジットカード決済(VISA・マスターカード・JCB・アメックス)
PayPay
PayPal
コンビニ決済(ローソン・ファミリーマート・ミニストップ)
JACCS
後払いワイド

決済方法もある程度揃っているようですが、「ご利用には決済方法ごとの審査があります」との注意書きがありますね。

これは、他のECカートサービスと同じで、決済手段に関してはそれぞれに利用申請を行い、審査を通過しなくてはならないようです。

STORESやBASE (ベイス)などのインスタントECサービスであれば、これらの決済がまるっと即日利用できるので、決済面ではインスタントECサービスの方が便利かもしれません。


ショップデザイン無料で作成

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PayTouchではショップロゴの作成やスライダーの作成、バナーの作成なども無料で行ってくれるようです。

これは画像作成スキルを持っていないEC事業者の方には嬉しいサービスなのではないでしょうか?


商品登録を無料で代行

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PayTouchでは商品登録も30点までの数量限定ですが、登録代行を行ってくれるそうです。

商品名、価格、商品説明、画像登録など、商品の登録に必要不可欠な対応を代行してくれるのはありがたいですね。


PayTouchの利用料と手数料

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私が最も気になったのは、無料でここまでの対応をしてくれて、一体どこでPayTouchは収益化するのかという点でした。

利用料は無料ですし、決済手数料に関しては、通常時は3.6%+40円、販売手数料が3%という料金プランとなっています。

これはBASE (ベイス)の無料プランと全く同じ手数料設定のようです。

更に今だけ決済手数料が「2.6%+40円/1件」と1%引き下げられています。

この手数料率はおそらくBASEのグロースプランの2.9%よりも低く(見せる)ための設定なのではないでしょうか。

販売手数料の3%は乗っかってくるので、結局は5.9%の手数料が必要となります。

私の個人的な見解となりますが、現状かなり代行対応が多く、ECスキルがまったくない方なら魅力的なサポートサービスも沢山あるように感じます。

ただ、ある程度高い売上を目指し、ECショップとして独立をはかるのであれば、やはりプラットフォームとして機能が完結しているサービスを利用した方が無難かもしれません。

ECサイトの格納場所が「https://paytouch.jp/shop/●●●」となっているのは他の自社ECサイト開設サービスでも同じですが、独自ドメインへの切り替え対応ができるかどうかも現時点ではわかりません。

あとはバックヤード系のシステムがどこまで対応できるのかですね。

BASEやSTORESなどのインスタントECサービスは直観的にわかりやすいバックヤードシステム、管理画面を用意しています。

特にBASEは新機能も無料で毎月リリースしていますし、新しい試みや外部システム、SNSやブログなどとの連携も可能です。

ECサイトの開設システムはその機能も多岐にわたる為、扱いやすいシステムであり、アップデート性も重要だと思います。

PayTouchも魅力的なサービスだと感じますがまだ始まったばかりの為、少し様子見が必要かもしれませんね。

ネットショップを無料で作れるサービスとしては、BASE (ベイス)のほかにCafe24(カフェ24)やSTORESやカラーミーショップのフリープランなどのネットショップ作成サービスがあります。

各サービスについての詳細な機能やメリット、デメリットをまとめた記事がありますのでこちらも是非参考にしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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