楽天市場から違反点数表が届いたよ。ペナルティの違約金は最大300万円!?
本日楽天市場 から郵送物が届きました。
封筒のなかには冊子が一冊入っていました。
冊子の表紙には「みんなでつくる楽天市場店舗運営ガイドブック~15のステップ~」という文字が書いてありました。
目次はこんな感じです。
この時期に一体何の目的があって、店舗運営ガイドブックを郵送してきたんでしょう?
おそらくですが、来月11月には、楽天市場出店者の多くが「楽天PAY」に切り替えるタイミングでもあるのです。
当店は今月10月に楽天ペイに切り替えが完了したのですが、いろいろ受注の流れが変わってしまい、まだ慣れていないのが実状です。
ステータスの移動などの扱いで、どうしても外部の受注処理システムとの連携の面で複雑になってしまっている箇所があり 受注作業の流れも、まだ一部改善が必要という状況なんです。
楽天ペイ、結局のところ便利なようで、出店者からすれば、いろいろ煩わしさも増えているため、一概に導入されてよかったとは言い難い状況にあります。
そんな折に楽天さんから資料が送られてきたわけですが、その中に気になる記載がありました。
「違反点数制度について~違反点数表 禁止行為」
楽天市場に出店している店舗に課せられた違反点数制度について、点数、分類、具体例について書いてあるペライチの紙が冊子に挟み込まれていたのです。
違反点数表については、非常に重要なポイントになるので、資料からここに文字を起こしてみたいと思います。
違反点数【5点】
その他当社が不適当と判断した行為(連絡困難)
違反点数【15点】
法令・公序良俗に反する行為(個人情報漏えい)
表示全般に関する禁止行為(商品の在庫・納期のトラブル)
違反点数【20点】
法令・公序良俗に反する行為(景品表示法違反など)
価格表示に関する禁止行為(二重価格違反)
表示全般に関する禁止行為(虚偽表示など)
レビューに関する禁止行為(レビュー掲載済み商品ページの再利用)
違反点数【35点】
法令・公序良俗に反する行為(マルチ商法・医薬品等のガイドライン違反など)
表示全般に関する禁止行為(楽天ランキングなどの不適切訴求など)
楽天又は第三者の権利を侵害する行為(著作権・肖像権・商標権侵害など)
レビューに関する禁止行為(レビュー投稿を条件にした特典など)
課金を回避する事を目的とする行為(サイト外取引誘導など)
不正なシステム利用(同一商品複数登録・Rmail不正利用など)
違反点数【80点】
法令・公序良俗に反する行為(詐欺・脅迫・おとり表示など)
レビューに関する禁止行為(さくら行為・レビュー記載の強要)
決済に関する禁止行為(決済違反)
不正なシステム利用(架空注文)
違反点数【100点】
その他当社が不適当と判断した行為(商取引以外を目的とする出店)
最も軽めの5点の違反は「店舗との連絡が取れなくなる」といったケースのようです。
悪質な出店者の場合、粗悪品などを発送しておきながらユーザーからのクレームに対して無視するなどの行為を行うケースも存在します。
当サイト、売れるネットショップの教科書にも、楽天さんではないモールのお客様から
「ネットショップと連絡が取れなくて困っている」
というご相談を先日いただいたばかりです。
まぁ、この場合は当サイトよりも、売場、ショッピングモールのお問合せページから問合せするほか手がないのですがw
それぞれの違反点数毎に、その違反点数の対象内容が決められていますが、楽天出店者さんの中でも、それなりの数の店舗さんが引っかかるかもしれないのが以下の行為についてです。
【20点】
レビューに関する禁止行為(レビュー掲載済み商品ページの再利用)
【35点】
法令・公序良俗に反する行為(マルチ商法・医薬品等のガイドライン違反など)
【35点】
レビューに関する禁止行為(レビュー投稿を条件にした特典など)
この3つの項目については、悪気なく行ってしまっている店舗さんも正直いらっしゃると思います。
レビューを投稿することを条件にした特典は、楽天市場では禁止行為なんです。
他のモールではOKとなっている売場もあるので、混同してしまう方もおられると思います。
あと、当店でも何度か商品の取り下げ依頼が来たことがあるのですが、医薬品や医療機器を販売する場合には 事前に出品の申請書類を提出しなくてはなりません。
費用はかかりませんが、手間がかかりますね。
あとは、商品説明内に、効果効能をうたう言葉がある場合も削除依頼がきます。
商品のカタログなどに書いてある正式なテキスト、文言であっても削除依頼がきますので、現時点でそういった不適切な説明が掲載されてしまっている店舗さんは多いと思います。
こうした、ガイドライン違反に対して、楽天市場 からはまずは改善の命令がきます。
いきなり違反点数を科せられるということはないと思いますから、不注意で行っていたガイドライン違反については、指定期日までに改善すれば大丈夫なはずです。
この違反点数が累積すると、違反点数に応じた違約金の支払いを命じられることになります。
まぁ改善命令を受け入れなかった結果ということですから、いたしかたの無いことかもしれませんね。
違反点数が累積した際の措置については以下の通りです。
年間累積違反点数が100点になった場合、違約金は300万円という高額な支払が命じられることになります。
損害額が300万円以上の場合は、300万円以上の支払になる可能性も記載されていました。
まぁ、通常の出店者さんがここまでのペナルティを受けることはないと思いますが、犯罪的行為に至る場合などはこの最大のペナルティ適用となるのでしょうね。
しかしガイドラインばかり厳しくなる楽天さん、ホンマに出店者にとっての負担は考えてくれているんでしょうか?
商品画像ガイドラインの遵守必須化も来年3月まで対応の延長があるにせよ、やはり店舗の負担が増える事には変わりありません。
もう少し、締め付けをゆるめてくれないでしょうかねぇ。(切実)
最後までお読みいただきありがとうございました。
【ネットショップの攻略本の初版完売!ありがとうございます!】
売れるネットショップの教科書に収録されている約2,000時間分のECノウハウが凝縮された「売れるネットショップの攻略本」です。
【完全無料で売れるネットショップのノウハウを得る方法とは?】
売れるネットショップの教科書なら、攻略本に書いてある情報が無料で得られます。情報が約2000時間分と膨大なので、お時間がある方は、こちらをどうぞ。
【SNSなら自動で楽チン!フォローして売れるネットショップのノウハウを完全無料でゲットしよう!】
Twitter、Facebook、Youtube、LINEでもネットショップの売れるノウハウを配信しています。
是非、フォローしていただき、年商3億円達成のECノウハウを無料で受け取っていただければ幸いです。
★TwitterではECだけで年商3億円を達成した現役店長の「ガチ売れEC論」を毎日配信しています。
★Facebookページでは、EC市場全体の最新のトレンド情報などをシェア配信しています。
★Youtubeでは、ECの売上アップにつながるノウハウ動画を公開中です。約1~2分程度の短時間動画で見やすいです。
★LINEでは、ネットショップの裏技的テクニックを今後限定配信する予定です。
是非、フォローしていただき、売れるネットショップのノウハウを無料で享受していただけますと幸いです。