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移住10年目にして感じる心地よい暮らしとは

今年も雪の季節となりました。10回目の冬。
白くてきれい。やっぱり私は雪景色が好き。

早くも年末。この1年も変化と実りの年となりました。
年々、心地よいと思える環境に近づいてきてて、ああうれしいなあ~、と実感しています。

いろんな仕事から少しずつ収入を得て、生活費を稼ぐ日々だったけど、本業もだいぶ軌道に乗ってきたので、少しづつ手放してきたこの年。

手放したもの


デイホーム

高齢者の集いの場での有償ボランティア。ということになります。
週1回でしたが、集落のお年寄りに集まってもらってお茶飲みやら手作業みたいなことやらして、みんなでご飯食べて、有意義な時間を過ごしましょうという、地域の高齢者福祉の活動の一つ。
某集落でこの業務をしていたのですが、時間的余裕がなくなってきたこと、あとはここで過ごす時間が気づまりになってきたこともあって、やめさせてもらいました。

農家レストランの接客と雑務

地域おこし協力隊として【農家レストランの企画運営】という業務に携わってきました。が結局は、人手がなくて困ってるからなんかいろいろ手伝ってほしい、というのが実態でした。協力隊の任期が終わっても、パソコンを使う仕事や帳簿の管理はできる人がいない、ということで週2日手伝っていましたが、これももうそろそろ潮時かな、ということで。

地域団体の事務

こちらも協力隊時代の受入れ団体【岩沢アチコタネーゼ】の経理と税務。
自分の仕事場としてこの団体の建物を借りていたこともあり、協力隊の任期終了後も受託業務として続けてきましたが、団体の運営が立ち行かなくなってきて、お金の問題でゴタゴタしてきたので、すっぱりと切らせていただきました。

市の施設の講師業

市が主催で行う生涯教育ってどこにでもあると思うのですが、ここでのお菓子教室の講師。これも、まあ、行政主導だと自分のコンセプトから段々逸れていって、億劫だなあってなってしまって。

自宅を仕事場に

これらの決意を春にして、自宅ですべての業務を行うべく迅速に事を進め、夏からは自分の本来やりたいことに専念できる環境を作りました。

本業のお菓子工房の設備を整え営業許可を取り、事務作業もできるように光回線の手配、プリンタなどの事務用品の入手などなど、なかなか目まぐるしい時期を過ごしたなあと思います。


違和感を放っておかないこと

そもそも、生活の為に、収入を得るために、周りから望まれるから、人に勧められるから、等の理由でやっていたこと。
けど、本当にやりたいことが少しずつうまく動き出して、そこに充実感を感じるようになるにつれ、なんとなく気が乗らないとか、自分に良いエネルギーが廻ってないとか、極端な話『もうやりたくない』ってことなんですけどね。
そういう【違和感】を感じることは続けてもあんまり自分にとっていいことはないということに気付き始めたのでした。

そうしたら、なんと心地よい生活になったことでしょう。
ストレスが激減したのですから、自分の中にめぐるエネルギーも増すわけで、心身ともに健やかなる状態が保てるようになったのです。



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