ナイフ攻撃を掴まれた際の返し技 画像付き解説
3月11日の毎週火曜日アーバンシラット代々木教室ではナイフ攻撃を掴まれたらこのように腕の下を潜ると掴みが外れます・・・という物騒な練習を行ないました^ ^;。
動きを文章で説明しますと・・・。
1:ナイフを振り下ろしたら相手に掴まれました。
2:掴まれた腕を逆時計回りに回転させます。
3:頭を相手の腕の下に差し込むと梃子の力がより強力にかかって相手の掴みが外しやすくなります。
4:左手で相手の反対側の腕を捕らえながら脇腹を突きます。
相手に武器を奪われないようにするテクニックを総称して「ウェポンリテンション」と呼ぶのですが、このような考え方が僕にはなかったのでシラットの先生から最初に「ウェポンリテンション」の技術を教わった時は新鮮でした。
たしかその時は拳銃を持っている手首を相手に掴まれて奪われそうになった際の対処法のような技法を教わったと記憶しています。
技術としては「拳銃を持っている手首を相手に掴まれて奪われそうになった」「掴んできている相手の手首に肘を連打する」「相手の力が緩んだら相手の手首を掴み”キムラロック”の形にして関節を極める」というコンビネーションだったと思います。
あと、そもそも武器を奪われそうな状況にならないような戦略的な部分も含めて「ウェポンリテンション」と呼びます。
もちろん僕が過去に教わった合気道や居合などでも相手に武器を奪われないようにするテクニックは存在するのですが、「ウェポンリテンション」というように言語化して説明していただいたのはシラットが最初でした。
こちらの記事では自分がナイフを持っているという物騒な設定になっていますが、護身用具などを用いる際も暴漢に奪われてしまえば相手に武器を与えることとなってより状況が悪くなりますので「ウェポンリテンション」の考え方は非常に重要になってくるかと思います。
*注意:アーバンシラット協会では相手に重大な損傷を負わせるような技法や危険な武器術の練習も行ないますが、暴力的な行為をけして推奨してはおりません。技術を悪用し他人を傷つけた場合は逮捕起訴され厳しい刑罰を科せられることとなります。
もちろん刃物類を護身用に持ち歩くのは法律で禁止されておりますので絶対にお勧めはいたしません^^;。