見出し画像

年次末考査と進捗。

こんにちは。UrawaRevlolbirdsです。
入試休みが終わり、学校が再び始まりました。
入試休みが終わるとテスト週間に突入中。
テスト週間中は、部活動が停止です。
勉強と鳥人間、両立しながら進めないといけません。
(試験範囲広くて終わらないなぁ....)

今週の金曜日は、年次末考査。3学期の成績が決まる非常に重要なテストが待っています。
(教科は、英コミ/論表(=英作文)/現漢/古文/数学/物理/化学/生物/保体)

さらに加えて、各教科の課題(構造主義の本、短歌、物レポ)も迫ってきます。


すぅぅぅぅ…….。はーーー。
忙しい限りです。

さて、一呼吸ついたところで、今週も進捗報告といきましょう。

<進捗一覧>
治具の作製
かんざしの作製
リブマスターの作製
スライス完了


①治具の作製

<治具(じぐ)とは?>
加工物(ワーク)を固定して、位置決めをしたり、加工しやすく(加工を案内してくれる)したりする補助工具のことを指します。

先週のブログでコックピットフレームのモックアップ(模型)を紹介しましたよね。
この治具は、コックピットフレームを作製する際に、縁の下のちから持ちになってくれる道具です。コックピットフレームをCFRPパイプで作る際に、そのパイプを固定/支持に使うものを治具(じぐ)といいます。

直接コックピットの材料となる訳ではないのですが、コックピットを作るうえで不可欠な道具なのです。

現在私達は、治具の設計が終わり、これから治具の制作に入るところです。



②かんざしの作製

<かんざしとは>
主翼の骨組みのCFRPパイプの接続用にかませる円柱状のもの。

”かんざし”という主翼部分において、骨(フレーム)と骨(フレーム)をつなぐ部品を作りました。MDFに下書きをするには、ホームセンターのレーザーカッターを使わせてもらう必要があります。

来週はエポキシを充填するところからやっていきます。

かんざしについてとても分かりやすい記事がありました。
その記事から画像を引用させて頂きます。


<かんざしの作りかた>
MDFで両脇をつくって、
その間をエポキシで充填する。
その上からカーボンクロスをかける。
最後微調整で、やすりを使って、カーボンクロスの部分の積みすぎた部分や
それが、まっすぐに積層できてない部分。
パイプの内径にあうように合わせる。


<仕入れ先>
MDF 近くのホームセンター
エポキシ 市販 ttps://www.frpsozai.com/smartphone/detail.html?id=000000002109
カーボンクロス 市販 https://shop.lab-cast.com/?mode=cate&cbid=2012211&csid=0


③リブマスター作製

今週は、班員全員でリブマスターの図面を作りました。
FUSION360(3D設計サイト)の使い方もだんだんと慣れてきました!

図面を書いたので、来週はスライスしたスタイロフォーム(スライス済み)
をくり抜くことを予定しています。

<リブマスターとは?>
マスターとは、”型”のことを指します。
リブは機体の羽の形をつくる(翼型という)役割があります。何枚もリブが重なって一つの翼ができあがります。
リブはスタイロフォームという発泡スチロール的な板を型抜きして作り出すのですが、
その型のことをリブマスターといいます。


人力飛行機の翼部分(須磨号より引用)



人力飛行機解体新書より引用
https://be-birdman.com/inside-butcher-bird/%E4%B8%BB%E7%BF%BC


④スライス完了

報告が遅れていたいので、今更ながらだと思いますが。
実は、スライスは2ヶ月前、1月くらいに完了しました。

機体の翼部分はスタイロフォームという材料が使われています。(発泡スチロール的な素材で、
澄んだ空色が特徴です)スタイロフォームは、塊で届くので、自分たちで適当な厚さにカットする必要があります。

カットする際には”スライサー”という電熱線を重力にまかせて切る道具を自作して、
50枚ほどの好みの厚みを作理出すのです。

スライサーを作るのも大変でしたが、それ以上に狙った厚みが出るように、調節をするのが大変でした。電熱線の張り具合や、スライサーの坂の勾配、重りの数などを調整して、試行錯誤の連続でした。(張り具合に関しては、
電熱線の振動から出る”音”で判定してました。メンバーの絶対音感?の持ち主がちょうどいい張り具合を的中させていて、職人技?を発揮していました。でも、もう少し、理論的な方法はないのかなぁ?)

1枚スライスするのに40分。それを1日3枚くらい。3週間4週間ずっと同じ作業を繰り返しました。

成功率は65%(均一な厚みで、波打ちがなく、幅が1.5mm以上(多い分にはヤスリであとで削ればいい)ものを成功とすると)くらいでした。失敗作も沢山沢山。かなり過酷な作業だったと思います。



スライサー(ver1.0)(ver3.0くらいまである)



テスト勉強も、機体制作も頑張って参ります!

以上進捗報告でした。
今後もUrawaRevlolbirdsをよろしくお願いします!



いいなと思ったら応援しよう!