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#2|ワインショップのコンセプトを決定する【前編】〜今年の夏までにワインショップを開くまで録〜

こんにちは!

自分のワインショップを開きたい。

想いで開業に向けて走っているみずきさんです。

自分の振り返りのために、そしていつかのワインショップを開きたいと

思った誰かの役に立つといいなと思い、

オープンまでの奮闘の日々をnoteに書き起こしています。




今日で、6月13日に自分のワインショップを開業するために退職願を出してから3日間が経ちました。


今日は退職願を出すまでのことについて振り返りたいと思います。

個人的に思うことは、どんなワインショップにしたいか、

ここがしっかりすればあとは動くのみ。


ここが決まったからこそ、退職願が出せる環境だったのです。



前編:

ワインショップのコンセプトが決まるまでのみずきさんのみちのり

後編:

ワインショップのコンセプト

を残していきたいを思っています。


今日は前編。

そもそもワインショップの開業を決意するまでのお話をさせてください。


ワインに興味を持ったのは、母がきっかけ。


かなりのワインラヴァーで20歳になってからは、

デイリーワインから最高級ワインまで本当に多くのワインを経験させてもらいました。


ただ大学生になり、地元の愛知から大阪に来てからは、

ワインからは離れた日々を送っていました。

大学では心理学部を専攻し、中学、高校、で

うつ病に苦しんだ経験(これはまた別の機会でお話します)から

公認心理士を目指していました。



大学生3年生の時、

たまたま通った道でタカムラワインさんを発見。

なんて素晴らしい…。空間……。だったか、そんなことを思いました。

チョコレート大好きな男の子がチャーリーとチョコレート工場に行ったような感覚。

360°どこをみてもワイン。


この時に、私は母とよく飲んだワインを思い出し、

あ、ワインに囲まれたい…ワインショップを開きたい..。(←謎…。)

となんとも不順のようなそうでないような動機で

ワインショップへの夢をふんわりともったことを覚えています。


大学4年間を通して、

自分のうつ病に向き合い、自分の心に向き合った結果、

大学院受験も合格しましたが、公認心理士の道へは進まず、

障害のある方をはじめとして多様な方々にとって快適なユーザー体験を

創るサービス・事業をするベンチャー企業に新卒で就職。


たくさんの経験をさせてもらい、成長していた過程の中で、

朝7時から夜10時まで仕事漬けの日々。


上司は厳しく、パワハラ気味。


しんどくなり、うつ病が再発しかけたため退職を決意しました。


次は、心から好きなものを仕事にしよう、と決め、思い出したワイン。


ワインを初めてエノテカさんへ自分ひとりで買いに行き、

家で飲んだワインは、とても美味しく、

好きを思い出したような感じがして涙が出たのをとても覚えています。


ちなみに、そのとき、奮発して買ったのが

ビオンティ・サンティのロッソ・ディ・モンタルチーノ。

そりゃあ、美味しくて涙が出るわけです(笑)

ワインは、

ワインは、

私の人生になりました。


それから、ワイン業界トップの一つである会社に転職。

晴れてワインショップ店員になれました。

(ワインに囲まれることができました☺️)


やっぱりワインが大好きだからか、囲まれていたからか、

どんなに辛いことがあっても耐えられる自分がいて、

ワインをこれからの仕事にしていくことを確信できたのです。


ワインショップ店員になってから1年半。

ソムリエ試験を勉強して晴れてブドウバッジをゲットしました。


ワインに学び、お客様に学び、

日を追うごとに、自分のワインショップを立ち上げたいなという思いが

再燃、爆発しかけた頃、問題が起きます。

腰痛が続いている….

ここで病院にすぐ行けば良かったもののを放置。


1週間後、ぎっくり腰からのヘルニア。


早急に安静状態へ。


「もう立ち仕事はできません。」


ワインショップは立ち仕事、力仕事です。


ここでコロナにかかったこともあり、精神は完全に参ってしまいました。


もうワインショップを開く夢は叶えることはできないのかもしれない….


1ヶ月、休養のため、休職し、そのあと

立ち仕事はできず異動した先は、生産者と最も近い部署でした。

母に幼少期より海外に連れて行ってもらったおかげで英語が話せたことも

あり、生産者からの買い付け、コミュニケーション、来日対応などをする

会社にとってはコアな部署。


今までは消費者と最も近い場所だったところから、

生産者と最も近い場所へ。


見ている景色も違えば、考える視点も全く異なりました。

新鮮で、新しい経験で、ここでまた夢を見つけて行こうと思っていました。


生産側の視点を学ぶため、WSET LEVEL3を受験。

異動してすぐに試験を申し込み、5月中旬に試験を終えました。

(ちなみに結果は2ヶ月後… まだまだ帰って来ません..)

異動して9ヶ月。試験も終わり、一息ついたところで、考えました。

ここで学ぶことはたくさんある。


それでも、それでもワインショップが開きたい。

ワインの販売を通じて、お客様とお話をする時間が楽しかった。

(そしてワインに囲まれていたい。)



こんなにもやってみたいことがあるのに、やらない理由がないと思い、

ワインショップオープンに向けてコンセプトを考え始めます。


コンセプトは大事な部分ですから、きちんと言語化できるまで

最初は、1年くらいかかるんじゃないかと見込んでいました。

そしてこの間は、仕事を続けていようと思っていました。


5月中旬にWSET LEVEL3の試験が終わり、コンセプトを考えてみると、

楽しくて楽しくて、はや1ヶ月で

どんな人に、どんなワインを、どんな形で、どこで、どうやって、が

どんどん溢れてきて、人に説明できるくらいには言葉にできて来ました。


ここまでこれば、あとは、「開業」のステップに立つために動く!

ことを決め、会社を辞めることへの恐怖と立ち向かい、

退職願をほぼほぼ、勢いで提出。

前日までに友達やパートナーに、かなり背中を押してもらいました。

ありがとう。

それが6月13日です。


ここまででもかなり省いていることはありますが、

コンセプトが決まるまで(開業を決意するまで)を書いてみました。


ふぅ。


ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。


次回は、後編。

私が開きたいワインショップのコンセプトについて書いてみようと思います!


スキやフォローで応援いただけたら嬉しいです。

それでは、また、会う日まで。



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