これが地方の不倫(など)95

おはようございます。

ドン!となった花火がきれいだなぁ~!(いきなり)

と言うわけでいつもの「過去の実話」シリーズです。

「若作りの女」

さ!今日も行くぜ「夜討ち朝駆け」

受付のにーちゃんと話す。

「最近どーよ?」「何がですか?」「電話の鳴りとか」「この時間はアレですけど、昼間はいいですよ」「ほんとーかよ(笑)」

といつものボケと突っ込み。

そーしてるうちに電話が鳴る。

「おはようございます」

「おはよー」

「こんな早くになにしてんの?」

「今日?今日は暇だったからゲーセンで遊んでた」

「一人で?」

「さっきまで友達と歩いてたけど、何か用事が出来たとかで帰った」

「こんな早朝に?市場にでも勤めてる彼氏でもいんのかな?」

「それはない(笑)」

と、どーでもいいことをつらつらと話す。

「あれ?どこからかけてんの?」「駅」「おお、ごめん。寒いだろ」「そー」「んじゃ会う?」「どんな感じ?」

そんなこんなで会う事に。

経験者ならそうそう会えるわけでは無い事はおわかりかと思いますが、夜討ち朝駆けですので「割と会える時間帯&会える事情のある女」。

最近ならライン交換とかで連絡して後からとか出来るんでしょうが、このころは電話ですら公衆電話使ってた時代。

駅前集合で待ってると、「こんにちは」と。

特別若いわけでも無さそうだけど、ガキんちょでも無さそうな感じ。

「おねーさんいくつ?」「あたし?」「それ以外誰がいんだよ(笑)」「38」「お!?そんないってんの!?」「良く言われる(笑)」

この時点で年上だとは思って無かったので驚いた。

恰好は若いんだけど、「そーでもないかな」的な雰囲気を持った人。

何と言うか、年上には強気に出る俺。

「んじゃいきますか?」とすぐさまテレクラ裏のホテルへ。

その人もわかってたのか、いつものことなのかそのまま後ついてきた。

「ゲーセンに38がいるってそうそう無いっすよ」

とパイセンに話すような口調に切り替え。

細かく聞いていくと、「寝れないことを友達に相談したら、じゃあ気晴らしにゲーセン行こうか」と言う話になったらしい。

38歳、子供なし、彼氏なし、バツ無し独身。

仕事はスーパーのレジ。

なんか。テレクラよく電話して来る精神病患者のパターンじゃないかと思ったらそういう病気は無いらしい。

「テレクラとか良く使ってんの?」とか聞いたら「あまり使ってない」とのこと。

「でもHはしてんでしょ?」とか聞いたら「店長と不倫してる」と。

おいおいおい。社内不倫はだめだろ。。。

なんか38にしては幼くて、考え自体が子供と言うか大人になりきれてないというか、よくこれで生きてこれたなと思うような人。

自分的には「年上にはドSで接する」んですが、この時ばかりは「腫れ物にさわる」感じで接した気がします。

「する?」とか言われたんで、なんか嫌々やった覚えがあります。

容姿が悪いわけでも、特に性欲を阻害するような事をする人でもないんですが「なんか違う」。

どんなデブスでも欲情できる自分なんですが、この時は一発やってさようならだった気がします。

半分スルーしながら「いまのスーパーで三回目の転職なんだけど、全部店長との不倫がバレてクビになってる」とのこと。

なんか精神病なんじゃないかなとは思ったんですが、いじるとめんどくさそうなんで「うん、うん」とオウム返ししてました。

ひとまず、一時間くらいで散会。

連絡先交換も何もせずに「さようなら」。

たまにあるんですが、本人なんらかの病気を持ってることすら気づいてない人とか居るとは思います。

そういう「弱者」ってテレクラだったりで開放と言うか「発散」してたはずなんですけど、今はどこに行ってるんでしょうか?疑問です。

そんな感じで!

つづく。




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