じゅん、すい

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純粋なんだなと言われた。

純粋かぁー自身では、裏表ないというか、あっけらかんというか、あけすけもないかも。基本的に私は何も持っていない、のである。世間でいう地位名誉は当たり前で金銭も管理してなんとか生きているなーという。

ピュアと言われればなんとなくそうかも!ってなる謎の思考はさておいて。正直で損をすることの方がきっと多いよな、と。純粋と言ってくれた人は、好きな世界で食べていっている。好きなことで食べるとなると、自信がない。昔むかーしの話で、夢は夢のままでいいんではないか?と志があったときに成功者の言葉を聞いて、それはそれで生涯の煌めきになるであろうと思っていた。自分には商業というか、商いが向いていないのはわかっていたから。

正直でもバカでなければいいのでは、と頭傾げる部分があるが、大抵の場合、生き下手である笑、じゃなきゃ正直ものは成功しても悪くない。そんなね、下手くそでも好きなこととか大切なものに恩返ししたいな、とか。

自分が出来る最大限で気持ちの良い人でありたいなと思う。それも、きっと夢のまま。だって、みんな夢の中だもの。起きたときには、あぁ夢か、と終わるのが人生であるならば

プラトン様よろしく、もう一段階上の真実の世界があるかもしれない。幸福論なんて考えも及ばないかもしれない。

歳をとると大きな夢が描けなくなった。ギネスだのチャンピオンだの。小さな毎日の積み重ねを乗り越えることが夢になった。

講談師にも年齢制限あるしね。

それでも大好きな漫画は、松本大洋の花男である。持ち続けることも才能で、夢の続きはきっとどこかにあるから。

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