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シャイニーカラーズと行く現代アート・建築の旅 _vol.1

はじめに

初めまして、わこーと申します。
普段はMAD動画を作ってみたり
もちほわの衣装を作ってみたり
シャニマスフォトモードで写真を撮って
LIVEで胸を熱くして
新しいコミュが来たら涙腺を緩くする…

そんな風にシャニマスというコンテンツを楽しんでいるファンの1人です。

最近は嘘シャニマス聖地さんで、他のPさんの写真を見て「ここはどこだろう」と思い馳せたり、
他所のお家のもちほわたちの写真を見て
癒されるというのが生活の一部になっています。

そんな私のシャニマス以外の趣味は現代アート・現代建築の鑑賞です。
たまに足を運んでは1人佇んで、心地の良い時間を好きなだけ過ごしていたのですが、
シャニマスフォトモードの実装と
もちほわが我が家にも来てくれたことで
彼女たちの写真も併せて撮ることが趣味に乗算されました。

私も彼女たちも風景やアートの一部になって、
その空間に溶け込んでいるような
そんな写真が好きです。
ここではそんな個人的な"趣味×趣味"の日記として、訪れた場所の記録をつけようと思います。
もし興味を持ったPさんがいらっしゃれば
是非、足を運んでいただくとともに
おすすめのスポットを教えてください。


越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)

『Palimpsest:空の池』

個人的に遠路遥々足を運んだ価値があったと心底満足した現代美術館です。
伺ったのは2024年の夏頃。
ちょうど3年に1度開催される大地の芸術祭と時期が被っており、特別展示がたくさん見れたのも良かったです。

やはり目を引くのは中庭の大きな池。
レアンドロ・エルリッヒ作
『Palimpsest:空の池』

この美術館を象徴する作品となっており、
晴れの日に行くと美術館に踏み入れた瞬間、
吹き抜けてくる風の音と細波の揺れる音、
美術館の静かな雰囲気とそれらが合わさり
まるで異世界に足を踏み入れてしまったような
不思議な感覚がじんわりと身体の隅々へ染み込んできます。

ノクチルの皆さんがPVで訪れてくれると信じて

唯一の心残りは、もちほわを連れて行けていないことです。
この写真を撮ったときは晴れていますが、天気予報では雨でした。
流石に雨の中、幼いおもちを連れ出すのは酷かと思ってお留守番させていたのですが、自分の運を信じるべきだったと後悔しています…

展示作品は定期的に一部入れ替わるようで、空の池も季節によって姿を変えるのだとか。
豪雪地帯の新潟にあるため、冬場は池が雪原に変わるらしい…。
やはりまた足を運ばねば。


金沢21世紀美術館

『スイミング・プール』

『スイミング・プール』で有名な美術館です。
館内外問わず様々な体感型アート作品が展示されており、じっくり散策したくなる造りです。
ただ、有名すぎるが故に平日も人だかり。
誰もいないプールの外観を撮るには開館直後に向かうしかありません。

また、プールの内部は事前予約制で、尚且つ時間制限もあります。
写真を撮ってすぐに撤退しなければならず、ゆったりと鑑賞する余裕はありません…。
それでも、行って満足しないわけがありません。
プールの中から見える景色は非日常的で、あっという間に時間が過ぎ去っていきます。

揺れる水面がとても幻想的

また、スイミング・プールもそうなのですが、体感型の作品が多く展示されており、自分が作品の一部になって流れていく時間は、喧騒のビル街から一足離れたこの場所も相まって、普段の自分で無くなっていくような…
そんな気持ちになります。

もしもし…どこかの誰かさん…


KAMU kanazawa

『ほうれん草たちが日本語で夢を見た日』
螺旋階段に少し尻込みするおもち

街中に点在するアートを巡る美術館です。
チケットが購入できるKAMU Centerは21世紀美術館の近くなので併せて訪れるとお得です。
ここは3階建てとなっており、中にはレアンドロ・エルリッヒの作品をはじめ、いくつかの彫刻作品が展示されています。

『INFINITE STAIRCASE』
手荷物を持って入れないので
おもちはロッカーの中…
『CROW』
活き活きとした烏の彫刻たち

少し歩いた先のデパートの屋上にはKAMU skyという屋外展示があります。
展示作品は久保寛子 作『泥足』と潘逸舟 作『ほうれん草たちが日本語で夢を見た日』。
後者は薄暗い螺旋階段に鳥のさえずりが響いており、その階段を降りた先にひとつの箱が…。
耳を澄ますと鳥の声は箱の中からも聴こえているような。
仄暗い階段を飛び回っている鳥たちはここから飛び立ったのか、それともまだ箱の中にいるのか。
いろんなストーリーが想像できる作品です。

『泥足』
熱中症対策の帽子

アート作品を巡りつつ、観光地である石川の街を周遊できるのは魅力です。
予定の+αとして付け足してみるのもお勧めです。


西田幾太郎記念哲学館

瞑想空間『ホワイエ』に取り残されたおもち

この建物の設計者は安藤忠雄さんで、
テーマは「考えること」。
迷路のように入り組んだ施設内ですが、
突然現れる吹き抜けや瞑想のための空間が
無機質なコンクリート建築の中で際立ちます。

館内はとても静か。
聞こえてくるのは雨音と自分の足音だけで
自然と心穏やかになれます。
西田幾太郎の生涯と彼の思想に
そっと寄り添えるような素敵な場所です。
入り組んだ館内の道に迷うことを楽しみつつ、思うままに探検してみてください。

おもちが見上げた空


おわり

いかがでしたでしょうか。
少しでも琴線に触れる場所があったら右手にシャニマスフォトモード、左手にもちほわを連れて訪れてください。
英才教育を始めるのはだいたい3歳ごろまでとのことなので、おもちの保護者の皆様はこれを機におもちたちに芸術を嗜ませるのはいかがでしょう。
全国各地を巡って良い場所があれば、こっそり教えてください。

それではアイドルたちのいる素敵な日々をお過ごしください。

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