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【罪宝魔弾】構築レポ(2023.9)

こんにちは。ウラシマです。

友人から【魔弾】のパーツをいただき、今更ですが魔弾の使い手となりました。

色々と考えた結果、最近出ていた【罪宝】との相性が良さそうだと思い至り、【罪宝】出張パーツを組み込んだ【罪宝魔弾】として構築することにしました。

レシピなのか

今回はその構築の理論や、実際使ってみた使用感について、さっくりと書き留めていこうかと思います。

では、参ります。


1.【魔弾】と【罪宝】の相性の良さ

メインとなる理論から始まり、以下に4つに分けて書いていこうと思います。
それぞれ主に、①前提条件②お洒落ポイント③ステータス面の活用④弱みの補完、といったところです。

①:基礎理論「魔弾と相性の良い出張とは」

【魔弾】というテーマは、諸説ありますが、おそらく本質は「魔法・罠カードの発動に追加のアドバンテージを付与して戦う」テーマです。

魔法・罠カードの発動に『魔弾カードのサーチ』を付与する

故に【魔弾】において、魔法・罠カードは「発動する」こと自体に意味があり、その条件が緩い、あわよくばアド損しない魔法・罠カードには高い有用性があると言えます(例:成金ゴブリン)。

そういった背景がある中で採用しようとしているこの【罪宝】ギミック、普通に回してるだけで魔法・罠カードをバンバン発動します。
これを「魔弾」モンスターの後ろで行うことで、ただ「独立して動くことができるギミック」としてだけではなく、「【魔弾】側の動きを加速させるエンジン」としての機能が期待できるわけです。

本構築では、基本的には自分ターンに《"罪宝狩りの悪魔"》⇒相手ターンに《裏切りの罪宝-シルウィア》の往復2回発動ループを狙い、後攻/劣勢時には自分ターンで《"罪宝狩りの悪魔"》《反逆の罪宝-スネークアイ》の2回発動を狙います。

似たような働き(魔法・罠カードを軸とした展開・妨害)ができるギミックとして【ドラグマ】があります(こちらの場合【魔弾】がリンク1を擁している点が明確なメリットとして働きます)が、あちらは《時を裂く魔瞳》とは噛み合いが悪いので気をつけましょう。逆にディアベルスターのss効果は発動を伴わないので、《時を裂く魔瞳》の制約には引っかかりません。偉いですね。

②:《反逆の罪宝-スネークアイ》の覚醒

†開眼†

【魔弾】において、このカードの効果には特別な意味が与えられます。
このカードで魔法&罠ゾーンに押し込んだカードを参照して《魔弾の射手 マックス》のss数を増やせるのです。

『永続魔法カード扱い』だからね

押し込まれたモンスターを処理する方法が相手デッキに搭載されていなければ、これは毎ターン参照できます。お得ですね。

③:《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》の存在

アホ

ディアベルスター星7闇+魔弾下級星3光で完全体アンヘルが出せます(実はこのギミックを搭載するに至った起こりはここだったりします)。

魔弾は全体的に打点が低いので戦闘破壊耐性ばら撒きがアホほど強いです。④とも被りますが3500打点も心強い。

以前より一応《双穹の騎士アストラム》という選択肢がありましたが、正直「魔弾」モンスターを残しつつリンク4を立てるのは無理がある(それをやるならそのまま殺すか魔弾モンスターを残すかしたほうが強い)ことが多かったので、2体のモンスターで似たようなことができるようになったのは有り難いですね(だからアホだって言ってるわけですが)

④:打点問題の解消

先述したカオスアンヘルは3500打点で、ディアベルスター自身も2500とそこそこの打点がある他、魔法使い族の採用により霊使いセレーネアクセスができるようになります。
他のデッキでも同じことはできますが、魔弾はライフカットが極端に遅いのでその点でも恩恵は大きいです。

まとめ

以上の4点が【魔弾】と【罪宝】を抱き合わせることのメリットだと考えています。
実際【魔弾】と【罪宝】のギミックが連動するとすごい速度でカードが動き始めるので驚きます。
最悪【魔弾】が事故っても【罪宝】が単独で動ける点にはなんだかんだ助けられています。《"罪宝狩りの悪魔"》のドローでもワンチャンス狙えるので諦めてはいけません。

これは今回の構築とは関係ないですけど、事故ってるときの魔弾を"銃のジャム"に例えてる人がいて、なるほどなあと感心しました。

2.その他、特筆すべきカードについて

ここでは【罪宝】ギミックとは関係ありませんが、構築する際に気を使ったカードたちを紹介していこうと思います。

《時を裂く魔瞳》

遊戯王2.0へようこそ

個人的にずっと使いたかったカード。

⓪:発動条件の緩い魔法カードである
①:マックス以外の展開能力が低い「魔弾」モンスターをサポートできる
②:低打点コントロールデッキのため必然的に長期戦が多くなり、毎ターン2枚ドローから受ける恩恵が大きい
③:このカードの制約下でも「魔弾」魔法・罠は手札から撃てるので『手札』が相手に与えるプレッシャーが損なわれない
④:【魔弾】には優秀なドローソースである《魔弾の射手 ザ・キッド》がおり、性質上序盤に発動するほど強力なこのカードを早期に引き込みやすい

等の点から【魔弾】とは相性が良いと考えています。【罪宝】側との抱き合わせにも問題なかったので、念願の採用を果たしました。

ちなみに私はこのカードを使用した構築で、一度冒険しすぎて失敗しています。今回はさすがに大丈夫だと信じたいです。

《同胞の絆》※不採用

今後このカードは厳しくなりそう

先攻で通れば最強ですが、今の魔弾は相性の良いEXモンスターが100体くらい登場しているので、その後の特殊召喚不可を微妙に感じ不採用です。

《Into the VRAINS !》

割と何出しても強い

同胞の絆の逆で、今の魔弾はマックスを通すことの価値が高いと感じたので採用です。
墓地効果があるのでディアベルスターで気軽に捨てられるのも精神衛生上良いです。

《S:Pリトルナイト》

バカ

同胞の絆を採用しない理由その1〜99。
マックスを素材に出します。バカ強いです。
このカードのせいで場のマックスはだいたいすぐいなくなってしまうので、実は《Into the VRAINS !》の墓地効果はほとんど使えないです。

《厄災の星ティ・フォン》

実質リンク1

同胞の絆を採用しない理由その100。
魔法・罠でコントロールするタイプのデッキとは相性が良いです。
リトルナイトを出した後でもザキッドに重ねて出せます。

3.おまけ:ここ好きポイント

1000+1300+1200+1400+1600+2500

マックス+スター+カスパール+ドクトル+ザキッド+ディアベルスターでちょうど9000(初期ライフ8000+成金ゴブリン1回分)出ます。

4.おわりに


という感じでした。実際友人にもぶつけてみましたが、なかなか善戦したと思います。

今回の構築はテーマ外でも初めて使うカードが多かったので、私自身も成長することができたと思います。デュエリストとして。

今回初めて(まともに)使ったカードたち
・【罪宝】ギミックの全て
・《時を裂く魔瞳》(使いこなすという意味で)
・《Into the VRAINS !》
・《S:Pリトルナイト》
・《カオスアンヘル》
・《厄災の星ティ・フォン》

・・・

いやAGOVのカードばっかだな…。
やっぱやべーわあのパック


それでは今回はこの辺で。

またいつかお会いしましょう。


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