俳句に夢中男

中年男の友人、3~4年前から俳句に
熱心に取り組んでいます。
先日久しぶりに会うと、新聞雑誌等に月50回以上投稿と話します。「なのに全然かすらない事もあり、落ち込む」と
嘆いていました。

(俳句は選者の好みに、左右されるから仕方ない。50枚もハガキ出すなら、私と往復葉書で句会しよう)との段取りになました。当分は自由で季語なし、に決定。

私から3句書き送ったら、なんと細かい字で10句も!中に面白い作品が。
「天上の 兎に届け 亀の鳴く」
亀が鳴くは、春の季語です。
天上の兎と、地を這う亀の組み合わせが最高。兎はその長い耳で、微かな亀の声を聞くのでしょう。

さてさてこの男、今後どんな俳句を
見せてくれるでしょう?
俳句の号丑年生まれなので、禅画に因みに「十牛」とは恐れ入りました。