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俳句

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2023年1月の記事一覧

俳句 まだまだ

俳句 まだまだ

「四畳半 雨聞いており 冬深し」

寒い日
更に雨で
まいりました。

俳句 やまい

「父の夢 祖父の夢みる 風邪心地」

風邪気味なので、早く

寝ました。熱のせいか、
とても不思議な夢を
見ました。

俳句 若者

「スキーバス 熱気吐き出す 道の駅」

満員のバスから、若者が
降りて来ました。
その場が熱気に、包まれた
様な気がしました。

俳句 日本酒

「熱燗の 徳利どこの 焼き物か」

残念ながら、下戸の私には
あり得ない光景です。
我が家では、徳利は全て花入れ
として使います。

俳句 見通し

「寒林の 向こうに明日 見えるかも」

葉を落とし幹だけの
林。その向こうに、
明日が見える気が
しました。

俳句 極寒

「重ね着は どちらの色を 上にする」

寒くて連日重ね着。
その度に、どちらを
メーンにするか
迷います。

俳句 ゆき

「積もれ雪 雑念隠す 深さまで」

大雪でお困りの、地域も
多い事でしょうね。
東京地域では、雪が
少なくこんな句が
出来ます。

俳句 稽古日

俳句 稽古日

「藪椿 茶室にとおる 師の声よ」

高齢の師のお声が、
胸に響きます。
学ぼうとする、
気持ちが強い
からでしょうか?

俳句 通学路

「霜柱 踏む楽しみを 知らぬ子等」

私の子供時代は、もっと寒く
通学路脇に霜柱が。
それをバリバリ踏みつぶし、
遊びました。

俳句 イ・タ・イ

「よみがえる 恋の思い出 冬の虹」

あの日、校舎の窓から
見た虹。いまでも忘れられ
ません。
無論あの人の、横顔
髪型もです。

俳句 愛用

「祖母作る 綿入れ未だ 現役ぞ」

自分の着物を使い、祖母が
半天を作ってくれました。
大事にして、60年近く愛用
しています。

俳句 寒い!

「大寒に 星座の動く 音はして」

星を見上げると、
音が聞こえた気が
しました。

俳句 親類

「大叔母の 家まで出かけ 寒見舞い」

祖父の妹にあたる、大叔母。
少し具合が悪いと聞き、
好物のカステラを持参
して顔を見ました。
声に張りが有り、
安心しました。

俳句 景色

「冬霞 里山一つ 包むごと」

暖かいせいで、霞が
立ちました。
山をスッポリ、
包んでいました。