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俳句

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2022年12月の記事一覧

俳句 今夜

「大晦日 一人トランプ 占いを」

友人との電話で(今夜はテレビ?)
と聞くと意外な答えがー
私は多分・・・

俳句 空

「冬空に 希望のごとき 雲一つ」

見事な青空に、雲が
浮かんでいます。
それが新しい年への、
希望に思えました。

俳句 花

「寒菊や 生ける器を 迷いつつ」

庭の花を、どんな花入にいけるか
うれしい迷いがありました。
竹?瀬戸焼?

俳句 不思議

「古い手紙 牡丹と焚けば 風のでる」

牡丹の剪定をして、古い枝を
燃やします。身辺整理で、古い
手紙も一緒にくべました。
不思議な事に、少し風が
出てきました。
手紙に託された、思いが
天に帰ったと感激しました。

俳句 不器用

俳句 不器用

「七五三作り 父と祖父とは 器用なり」

二人は良く似ていて、とても
器用でした。残念ながら、それは
兄だけが受け継ぎました。
ずっと「お前は不器用」言われ続けて
きました。
しかし事イケバナに関しては、
そうでは無い様です。

俳句 日記

「年毎に 薄い日記を 買い求め」

中学一年の12歳から、
毎日日記を書いています。
年齢と共に、書く事が減り
ました。
それでも60年、書き続けたので
止められません!

俳句 食材2

「屋敷森 大根干す人 背を伸ばし」

住まいの後ろに、大きな
屋敷森があります。
家族総出で、ダイコを
干していました。

俳句 食材

「蓮根掘る 二人会話も 無きままに」

田圃に胸まで浸かり、
蓮根を掘る人。
兄弟でしょうか?
無言で作業は、
進みます。

俳句 クリスマス

「ポインセチア 今年また咲く うれしさよ」

大切に育て、早くから
日照時間を調節して
きました。
見事に赤い苞がでました。

俳句 上州

「枯れ桑の 向こう浅間は 遥かなり」

群馬は絹の国でした。
今でも桑の木が、沢山
残されています。

俳句 来客

「埋火や 客を迎える 準備して」

午前の稽古の後、昼過ぎから
お客様が見えます。
取り敢えず、火を埋めて・・

俳句 お詣り

「納め札 良き事ばかり 続かぬを」

神社へ札納めに。
新しい年は、平和が
取り戻せる様祈りました。

俳句 好物

「兄弟は おでんの具 一つ争いて」

子供時代、良くこんな
光景がありました。

俳句 野菜

「白菜を いくつ抱える 大男」

八百屋さんの店頭。
若い男性が、沢山の
白菜を抱えていて
びっくりしました。