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俳句

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2022年7月の記事一覧

俳句 夏は

「日焼けして 和服似合わぬ 顔となり」

油断して遊んでいたら、
思いがけなく凄い日焼。
フランスパンの様な
色となり、俄然着物向き
では無くなりました。

俳句 夏は

「動かぬを 贅沢とする 酷暑の日」

少し動けばすぐ大汗です。
こんな日はクーラーの効いた
部屋で、読書が一番です。

俳句 浴衣

「隣の子 浴衣姿の 大人びて」

久しぶりに見かけた、隣家の
娘さん。どこへお出かけでしょうか?
浴衣をキチンと着ています。

俳句 夏休み

俳句 夏休み

「ヒマワリは 等間隔で 小学校」

誰も居ない静かな校庭。
向日葵が沢山咲いています。
子供たちが見てくれないので、
少し寂しいのか俯き加減です。

俳句 稽古

「板張りに そのまま昼寝 剣道場」

中学時代、剣道部に属していました。
朝からの稽古の後、疲れ果てて
そのまま防具を外し居眠り。
今思うと、良く背中が痛くなかった
と懐かしく振り返ります。

俳句 夕立の後

「虹の下 沢山の恋 生まれ消え」

大きな虹を見ました。
この虹の下、沢山の物語が
生まれては消えて行くのでしょう。

俳句 避暑地の

「よく見れば 洒落着ばかりよ 避暑の客」

知り合いの別荘へ、朝茶事の手伝い
に出かけました。
朝ご飯を食べにホテルへ出掛けると、
男女共にお洒落さんで溢れていました。
流石にと驚きました。

俳句 しげる

「夏草は 俗人の欲 隠すごと」

夏草が大いに茂り、子供の
背丈ははるかに超えました。
その中に、人間の色々な欲望が
隠されていました。

俳句 夏休み

「何度目の シャワー子供ら 賑やかに」

暑さに負けず、遊びまわる子供達。
帰宅する度にシャワーを。
何回浴びても、その度毎に賑やかです。

俳句 葉書

「暑中見舞い 句敵筆の 立つ事よ」

句敵から書中見舞状を頂きました。
うらやましい程の、見事な字。
しかも心憎いのは、俳句でなく
短歌を添え書きしていました。

さて私からの返信も、熟慮せねば
なりません。漢詩でも書く・・・

俳句 地中海

「夕凪に そぞろ歩きの 観光客」

夕食前の散歩でしょうか?
風の止まった中を、観光客が
歩いています。

レストランのメニューを見ては、
立ち止まり・・・

俳句 港の朝

俳句 港の朝

「人も船も 全て動かず 朝の凪」

旅先、ある港町の朝です。
凪の状態なので、全ての
動きが止まって静かです。
それにしても空気が綺麗
なので、日差しが強過ぎます。

俳句 深夜

「月映す 夜のプールの 怪しき美」

親友とこっそり忍び込んだ、
学校のプール。秘かに泳ごうとの、
企みでした。
しかし月が映ったプールは、不思議な
美しさで・・・
怖くて泳げませんでした。

俳句 雷

「君も今 聞いて居た筈 遠雷を」

どうだったでしょうか?
あなたもこの雷を聞いたでしょうか?
それを私の胸の高鳴りに重ねてくれましたか?