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茶道教授の独り言
2022年4月29日 06:42
「植木鉢 乾き易くて 夏近し」急に暑くなると、とたんに植木鉢も水やりが必要に~毎朝点検・給水の日が続きます。木や草の芽も、日毎に大きくなっています。
2022年4月28日 06:42
「惜春の 一日長き 修行僧」鶴見の総持寺へ、墓参に行きました。若い僧達が忙し気に、動いています。そのほとんどが眼鏡使用。昔関係者に聞いたら「勉強し過ぎ・食事のビタミンАが足らないから・・」と冗談めかして言われました。どの方も「清ら気」な顔立ちで、俗世の人間とは違うと感じました。
2022年4月27日 05:51
「春宵に 明日の帯を 選ぶ母」母は長い事、日本舞踊を習っていました。明日は稽古日。真剣に着る物を選んでいます。さてさて短時間で決まるでしょうか・・・
2022年4月26日 07:56
「噴水の 向うはすでに 暮れの春」勢い良く上がる噴水。子供たちの歓声も聞こえて来ます。眩い程の光を浴びて、水は生きている様でした。
2022年4月25日 07:01
「春深し 医師の説明 ただ聞いて」父の痴呆症。何度も病院へ通いました。結局の所、治療法は無く医師の言葉もむなしく響きました。
2022年4月24日 08:51
「行く春の 雨大徳寺 ただ静か」春雨と言うには、少しばかり強い雨です。境内の木々も、塀の上に見える樹木も、緑が眩い程でした。京都で学んだ日々を懐かしみ、濡れた石畳をゆっくり歩きました。
2022年4月23日 06:42
「悲しみは 都忘れの 花に置く」少しばかり悲しい事が有りました。それを紫の花弁に置きました。風が揺らし、悲しみを払ってくれるでしょう。
2022年4月22日 16:58
「春愁や 栞替りの 航空券」かって世界を旅した時の、航空券・チケット類を大事に保存しています。それらを栞の替りに使ったら、友人が「わっお洒落な使い方」と喜んでくれました。早く再び旅行できる日が、来ます様に!
2022年4月21日 07:21
「斑雪 新幹線の 山側に」西上する時に、何時も山側の席に座ります。祖母と伯母が、富士山の麓に眠っているからです。今日も「お蔭様で元気ですよ」と、まだ雪の残る辺りへ声を掛けました。
2022年4月20日 09:45
「山吹や 乳母車の子 おとなしき」散歩道で良く出会う親子。何時も、赤ちゃんは静かです。ぷくぷくした顔を見ると、私も元気になります。
2022年4月19日 06:22
「春楽し 靴紐の色 替える時」暖かいを通り越して、やや暑い位の日差しです。靴紐を淡い青に替えました。空迄駆け上がれそうな、気がして来ました。
2022年4月18日 06:50
「春の日や 若者の靴 皆光る」新しい生活の為に、用意したのでしょうか?入学・入社・それとも・・・足早に過ぎる靴が、輝いています。
2022年4月17日 09:13
「春深く 新しき靴 馴染む頃」三月下旬から履き出した、新しい靴もようやく足にフィットして来ました。新入社員も職場に慣れて、動きも軽やかになったようです。
2022年4月16日 09:41
「春泥や 参拝道の 険しさよ」さてようやく目的地の、麓迄辿り着きました。其処からが本番で、靴を汚しながら登って行きます。お参り後、より有難く思いました。