今年のマイ漢字2023
先日、雪が積もった日に、思考する会で忘年会をしました。
2022年からときどき集まって思考するという会をつくって、思考して議論するということを試行してきていています。
話のネタには尽きないメンバーではあるけれど、
なにか一つトピックを設けようと思って、
それぞれに今年の漢字を考えてきてもらうようにお願いしました。
ちなみに2023年の漢字は「税」でしたねw
この「今年のマイ漢字」
やってみると思った以上におもしろかったです!
それぞれにそれぞれのことを短くふり返りながら、
そしてそれぞれにちがっていて、かぶることがなく。
ウンウンと共感したり、問いが発生したり、そこからさらに議論したり。
漢字一文字からだけでも、レイヤーのあるふり返りができるんだなあという発見もありました。
よかったらみなさんもぜひ!
わたしの今年の漢字は「非」にしました。
パッと浮かんだのはやっぱり今のパレスチナのことで、
自分がいかに「非」力であるかを毎日感じているから。
加えて「非」暴力をつよく訴えていきたいという思いも。
そしてこの「非」の漢字の成り立ちは、
「人と人が互いに背を向け左右にひらく」という象形から「そむく」を意味する「非」という漢字ができたとのこと。
その成り立ちのとおり、
今年は人生の中で大きな別れもあったということもありました。
じゃあこの「非」を来年はどう拓いていきたいかな?と考えたときに、
反対の意味をもつ「是」という漢字が出てきて。
「是」の下の部分は「立ち止まる足」の象形というのも、
わたしにとってはぐっときました。
(「立ち止まる」というのは、コロナ以後、わたしの中で大きなキーワードになっています。)
そして「ここ」という意味もある、とのこと。
2024年に自分の足跡が「非」から「是」となれるかどうか、
あらためて思いを強くした夜でした。