見出し画像

日本人の「穢れ感」

仕事でパソコンに向かっている時に、何気なく付けていたTVから流れてきた言葉。見ているわけではなかったが、一瞬 耳に入った言葉がなぜだか気になっていた。

その番組では

~ 一度使ったもの 神事で使ったものは、もう使うべきではない ~

そうした物は「叩き割る・壊す」という日本人の精神に根付いた風習があることが語られていた。


少しずれるかもしれないが、そこから思い起こされたこと・・・


私たち日本人には

「勝者たるもの敗者への敬意を表す」の精神が根付いている。


敗者においても

「自身の尊厳を忘れず、且つ勝者への敬意を表す」

卑屈になるでもなく 相手を貶めるのでもなく、双方が相手を尊重する。


その清さ・潔さが

「終焉を迎えたもの」に対する処し方=叩き割る・壊す ということに繋がっているように思うのだ。


散りゆく桜に美を感じ

自らの人生に その様を重ねることも


過ぎ去りし日を懐かしみながら

無言で静かにそこを立ち去ることも


私たちのDNAに根付いた、日本人の美学。



なんとなく書きたくなって

つれづれに 自身のノートに記しておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?