わたしが4人の子どもを授かるまで 【1】
現在4人目を妊娠中のわたし。
まさかこんなに子宝に恵まれるとは思ってもみませんでした。
というのも、第1子である長女はもうこの世にはいません。
結婚してすぐお腹に赤ちゃん(長女)がいることがわかって、主人ととても喜んだ日のことを今でも鮮明に覚えています。
長女の名前は【みそら】。
初めての妊娠で不安と期待でいっぱいだった私は、妊娠7ヶ月にしてお腹の赤ちゃんが病気であることがわかったのです。
毎日泣きました。
たくさんの検査や治療、たくさんの不安に押しつぶされそうでした。
誰にも相談せず、主人と2人で耐えました。
生まれても生きられないかもしれない。
もしかしたらお腹の中で死んでしまうかもしれない。
そんなことを聞いてもやっぱり産みたい。お腹の子に会いたい。と毎日思いました。
どれだけ泣いたでしょう。
しかし、妊娠後期治療の過酷さにわたしの身体は悲鳴をあげていました。
今が朝なのか、夜なのかそんなことどうでもいい。
起きている間は薬の副作用で具合が悪い・・・
とにかくこのきつさから逃げたくてとにかく寝ました。
そうやって、やっと迎えた帝王切開の日。
やっとこの苦しみから解放されると本気で思いました。
でも、そうじゃなかった。