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オードリー若林正恭のおすすめ本:彼の人生に影響を与えた38冊【2024年最新版】

お笑い界で独自の地位を築く知的芸人、オードリー若林正恭。彼は芸人の枠を超え、作家としての活動や社会問題への鋭い洞察など、幅広い才能を発揮しています。若林が重視する「自己省察と成長」の源泉は、彼の幅広い読書習慣です。

お笑い関連書だけでなく、文学、哲学、心理学、社会学などを幅広く学び、芸人としての技術と人間性の向上に努めています。この多角的アプローチが、彼の独特な芸風や鋭い社会観察の基盤となっています。

今回は、若林正恭が影響を受けた38冊をご紹介します。これらの本から、新たな視点と自己成長のヒントを得られるでしょう。


【小説】
オードリー若林正恭のおすすめ本

1~19

#1 何様

現代を衝く短編集

直木賞受賞作『何者』の謎が明かされる短編集です。主要キャラクターの過去や現在、そして新たな登場人物の物語を通じて、就職活動後の人生を探求します。光太郎の初恋、理香と隆良の出会い、社会人になったサワ先輩など、6つの物語が収録されています。人生の発見と考察を描いた作品集です。若林さんは「滑稽でみっともない彼らを、絶対に笑わない。」と述べていました。


#2 森に眠る魚

【衝撃の母子小説】

ひょんなきっかけから知り合った東京に住む5人のママ友の話。はじめはピクニックをしたり良好な関係を築いていますが、お受験の取材がきっかけで、その関係性が徐々に崩れていきます。そんな現代のママ友の闇を描いた作品です。若林さんは「最後には大変なことになっていく」と番組内で紹介していました。


#3 正欲

【多様性がテーマの本】

現代は「多様性を尊重して生きていく」とそんな社会の風潮がありますがあくまでもそれは多様性を外から見ている人の意見。その中心にいる人の複雑かつ葛藤を描いた一作。もう本を読む前の自分には戻ることはできないでしょう。若林さんは「多様性という言葉が溢れていることへの言語化できない妙な心の引っかかりを自分もろとも貫かれてダメージを食らいました。」と述べていました。


#4 服従

【世界の激動を予言する傑作長篇】

この小説は現代フランスを舞台に、極右政党とイスラム政党の大統領選決戦を背景として展開します。主人公ジョリス=カルル・ユイスマンスの改宗過程を通じて、社会不安から宗教への「服従」を選択する人間心理を描いています。偶然にも発売日にシャルリー・エブド襲撃事件が起き、注目を集めましたが、作品自体はフィクションです。若林さんは「人間の知識とか哲学がいかにもろいかということを表している」と述べていました。


#5 美しい距離

【全く新しい病院小説】

がんになった妻を看病する夫の物語。医師やお見舞に来る人と関わるなかで様々な思いにはせる夫が描かれている。やがて死期を迎えた妻の葬式を終えたあとしばらくは妻の夢を見ていたがそのうち見なくなり、妻との距離が変わっていくのでした。若林さんは「病気が出てくる話っていいところだけをとってきたり、暗くなりがちだけど、そのずれに正直に向き合っている」と述べていました。


#6 人間失格

【孤独と絶望の物語】

「恥の多い生涯を送って来ました」と始まる男の告白。自らを偽り、欺き、過ちを犯した男が、自らを「失格」と判じる。しかし、彼の不在を惜しむ女性は「とても素直で、神様みたいな子だった」と語る。ひとと生きる意味を問う、太宰治の捨て身の問題作です。若林さんは「大庭葉蔵の描写が自分自身と重なる部分が多く、特に彼の内面的な苦悩に強く共感した」と述べていました。


#7 夫婦善哉

【蝶子と柳吉、この善き夫婦の物語】

浮気者のダメ亭主に尽くす蝶子が織り成す、いとおしくも可笑しい夫婦の姿を描いた傑作『夫婦善哉』。新たに発見された続編「続 夫婦善哉」では舞台を別府に移し、二人の絶妙な関係がさらに深まる。織田作之助の大阪文学の原点ともいえる七篇を収録。若林さんは「この作品から愛の力や人間関係の大切さを学び、心温まるストーリーに感動した」と述べていました。


#8 生命式

【葬式の形を描いた表題作を含む短編集】

死んだ人間を食べる葬式を描く表題作をはじめ、脳を揺さぶる村田沙耶香セレクトの12篇を収録。文学史上、最も危険な短編集。若林さんは「この作品が常識の外に連れ出され、本質を突きつけられると感じた」と述べていました。


#9 かなしみの向こう側

【日常生活の中で非日常的な出来事が起こる短編小説集】

「ザ・ギース」高佐が贈る待望の書き下ろし短編集。内気な小学生の<僕>が、布団の中で想像の世界に没頭しながら送る学校生活。初めての友達・のぼると共に過ごす中、「ワープができる場所」という不思議な噂が広がり、物語は展開していく。若林さんは「何気ない日常に潜む非日常を丁寧に描写した作品に感銘を受けた」と述べていました。


#10 教団X

【悪の教祖とその信者たちの運命が交錯する物語】

カルト教団と革命の予感に翻弄される4人の男女の運命が交錯する物語。米紙WSJ年間ベスト10小説に選ばれ、日本人初のデイヴィッド・グーディス賞受賞作家による圧倒的最高傑作。若林さんは「光と闇、善と悪というテーマが自分の求めていた答えに繋がった。」と述べていました。


#11 ある男

【衝撃的な展開を描いた長編小説】

愛した夫が全くの別人だった。弁護士の城戸は、里枝から「ある男」についての奇妙な相談を受ける。再婚後の幸せが一変、事故死した夫「大祐」が別人だと判明し、愛と過去の謎が浮かび上がる。平野啓一郎による傑作長編。
若林さんは「ある男になりたいという願望に共感した」と述べていました。


#12 コンビニ人間

【社会との関わりや孤独感を描いた小説】

36歳未婚でコンビニバイト歴18年の古倉恵子が、日常と「普通」を問い直す物語。コンビニでだけ感じる安心感を揺るがす、新入り男性・白羽の登場によって彼女の生き方が試される。第155回芥川賞受賞作で、世界40カ国語に翻訳されるなど、累計170万部を突破した話題のベストセラー。若林さんは「社会における「普通」とは何かを問い直す内容に共鳴した。」と述べていました。


#13 マチネの終わりに

【平野啓一郎のロングセラー恋愛小説】

平野啓一郎のロングセラー恋愛小説がついに文庫化。天才ギタリスト・蒔野聡史と国際ジャーナリスト・小峰洋子、たった三度の出会いで深く愛し合った二人の切ない恋の行方を描く。芸術、家族、生と死など多層的なテーマが絡み合う、第2回渡辺淳一文学賞受賞作。アメトークの読書芸人で紹介された本です。


#14 何者

【戦後最年少の直木賞受賞作】

就活を控えた拓人が、同居人や友人たちと集まりながら、SNSや面接での本音や自意識が関係を揺るがしていく。想像力と自分自身の葛藤が浮き彫りになる、衝撃のラストを迎える直木賞受賞作。アメトークの読書芸人で紹介された本です。


#15 武蔵無常

【心を病んでしまった宮本武蔵の物語】

勝利や殺しの意味を問う武蔵が、巌流島へと向かう姿を描く。剣道四段の芥川賞作家が、迷いと悔いに揺れる殺人剣の真髄に迫る、緊迫の一作。狂気と覚醒が交錯する中、小説という決闘場に立つ。若林さんは「己をかわすのか、断ち切るのか。それとも超えるのか。その行く末を自分のものにするために、僕も霊魂となって巌流島に渡りました。」述べていました。


#16 ブエノスアイレス午前零時

【あらゆる世代の支持を受けたベストセラー】

盲目の老嬢と孤独な青年が温泉旅館でタンゴを踊る時、舞い散るブエノスアイレスの雪。希望と抒情が交錯する名作が、ついに文庫化。芥川賞受賞のベストセラーが再び登場。若林さんは「藤沢作品はブエノスアイレス午前零時から読んでいる。」と述べていました。


#17 芸人交換日記~イエローハーツの物語~

【架空の芸人コンビ二人の物語】

結成11年目、鳴かず飛ばずの30歳お笑いコンビ“イエローハーツ”が、未来を変えるために始めた「交換日記」。お互いの本音をぶつけ合い、絆を深めようとするふたりの、おかしくも切ない物語。若林さんは「自分の経験と酷似していて読みながら色々なことを思い出して最後の方は嗚咽でなかなか読み進められない程だった。」と述べていました。


#18 ドーン

【人類初の火星探査に成功した物語】

人類初の火星探査に成功した英雄・佐野明日人。しかし、火星での“出来事”がスキャンダルとして浮上し、アメリカ大統領選を揺るがす。世界の矛盾に直面しながら「分人」という新たな概念を提唱し、人間の希望を問いかける感動の長編。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作。若林さんは「ディヴ(分人)という言葉が出てきてとても興味を引かれた。」と述べていました。


#19 ライン

【男の暴力から逃れられない看護婦の物語】

半殺しにされたSM嬢、暴力から逃れられない看護婦、IQ170のウエイター、恋人を殺したキャリアウーマン。性、プライド、トラウマが交錯し、現代日本の光と闇に溶け込む。圧倒的筆力で描かれた、コミュニケーションの本質を問うベストセラー。若林さんは「すごく好きな作品です。」と述べていました。


【エッセイ】
オードリー若林正恭のおすすめ本

20~24

#20 激変

【上田晋也さんの10年間を綴った本】

クリームシチュー上田の怒涛の30代を描いたエッセイ。子供が生まれ、仕事が増え始め、改名騒動と目まぐるしく奔走した10年間を描かれている。内村光良や明石家さんまなどの著名人との裏話も満載。人生の学びの1冊になること間違いなし。若林さんは「こんなに笑いながら読んだ本は他にはないです。」と述べていました。


#21 無趣味のすすめ

【人生にヒントを与えてくれる本】

村上龍さんが書かれたエッセイではあるが、内容自体が仕事論なので仕事熱心な人には刺さる一冊である。タイトルから疑問に思うことがあるかもしれないが、「好きという言葉の罠」や「謝罪という行為は」という尖った内容のエッセイがつづられている。どちらかと言うと現代に則していない考え方と感じる方も多いかもしれない。若林さんは「ぼくは無趣味コンプレックスから救われるかもしれない。という期待と共にページをめくり特効薬となる文章に出会った。」と述べていました。


#22 すらすら読める風姿花伝

【全く新しく面白い古典】

風姿花伝は世阿弥が記した能の理論書です。この本は現代人が知っておきたい日本人の心が書かれています。言い換えれば人生論とも言えます。多くのことが学べるでしょう。しかしこれは古典です。古典はわかりづらいという印象をお持ちの方も多いでしょう。現代教育では外国語のように扱われており、そんな状況を変えたいと思った著者の心意気が詰まった一冊でもあります。若林さんは「何冊か読んだ中でもこの「すらすら読める風姿花伝」は著者の方が現代語訳がわかりやすく且つとてもおもしろいので文字通りすらすら読めた。」と述べていました。


#23 世阿弥の最後の花

【父と子の無情と愛の物語】

この本は、能楽の大成者・世阿弥の晩年を描いた作品です。72歳で佐渡に流された世阿弥が、そこで何を発見し、どのような舞を完成させたのかを探ります。著者の藤井周が世阿弥の視点から綴った感動的な物語で、世阿弥の最後の日々と彼の芸術の到達点を描いています。若林さんは「この本を読み終えて俺の心も晴れ渡りました。どの資料よりも藤沢周が切り取った佐渡の世阿弥を信じたいです。」と述べていました。


#24 天才はあきらめた

【南海キャンディーズ山里の努力記録】

「天才にはなれない」と悟った日から始まった、南海キャンディーズ山里の地獄の努力。嫉妬と悔しさをガソリンに、M-1再挑戦や単独ライブを経て、見つけた景色とは。2006年発売の『天才になりたい』を徹底改稿し、新エピソードを加えた、芸人の魂の記録がまさかの文庫化。若林さんは「あの実力があって慕われていないとなると、よっぽど人望がないのだろう。」と述べていました。


【メンタル】
オードリー若林正恭のおすすめ本

25~27

#25 禅ゴルフ―メンタル・ゲームをマスターする法

【禅の考えをゴルフに落とし込んだ本】

あらゆるスポーツで結果を左右するのはメンタルトレーニングだと著者は語る。あらゆる雑念を捨て、その一瞬に全力を投じる。結果を気にすることはないと言っている。ゴルフという競技を通して、己のメンタルコントロールを学んでいく。若林さんは「.パターを打つときに、「外れろ」って念じながら打つと入りやすくなるタイプと、「絶対入る」って思った方が入るタイプがいるんですって。面白いですよね。俺はしつこいんで、読んですぐ打ちっぱなしに行って、ずっと「外れろ」って思いながら打ちました。あんまり変わんなかったけど。」と述べていました。


#26 特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ

【いろんな用途に使える超贅沢なビジネス書】

この本は、人間関係の悩みの原因が自身の「冷めた心」にあると指摘します。特定の年代との会話の難しさ、人見知り、友人の少なさなどの問題に対し、なぜ心が冷めるのか、そしてどうやって心に再び情熱を灯すかを解説しています。人間関係改善のヒントを提供する一冊です。若林さんは「そうだな、と思うところと、そうか?、と思うところの連続なんですよ」と述べていました。


#27 暇と退屈の理論学

【現代人が絶対に読むべき哲学書】

この哲学書は、現代人が感じる「暇」と「退屈」の本質を探ります。人間特有のこの感覚の原因を、人間の習性や社会性から解き明かします。同時に、この状況を改善するためのヒントも提供しています。現代社会における「退屈」の問題に悩む人々に示唆を与える一冊です。若林さんは「哲学書で涙するとは思いませんでした。」と述べていました。


【純文学】
オードリー若林正恭のおすすめ本

28~30

#28 オレンジ・アンド・タール

【子供も大人も共感できる本】

高校生カズキが主人公の作品。カズキは学校をサボってはスケボーに明け暮れる日々を送ります。そんなカズキは伝説のスケーターのトモロウを尊敬しています。そんあカズキの過去の問題を抱え悶々とした日々を過ごしています。そんな青春小説からか読んでいて自分とリンクする部分も感じることがあるかもしれません。若林さんは「あまりに共感し過ぎて、“あれ? これ俺が書いたんだっけ?”って思ったくらいで」と述べていました。


#29 すべて真夜中の恋人たち

【芥川賞作家が描く渾身の長編小説】

30代なかばの主人公「冬子」は在宅で校正の仕事をしており、人に会うこともなく孤独感を感じていた。そんな中「三束」と出会いやがて孤独感に明かりが灯っていくように思えたが、最後の最後にどんでん返しをくらってしまう。そんな二人の恋愛模様を描いた小説です。若林さんは「読んでたら恥ずかしくなって爆笑しちゃった」と述べていました。


#30 破局

【現代の実存を問う芥川賞受賞作】

公務員試験を控えた大学4年生の主人公「洋介」の感情の空洞を描いた純文学。彼女の「麻衣子」とのすれ違いからも自分の感情に蓋をし、「〜をすべき」という思考から行動する。そんな彼女ともうまくいかず、新しい彼女「灯」と付き合うことになるがすれ違いからうまくいかず破局を迎え物語が終わる。そんな主人公のなんとも言えないヘンテコさを描いています。若林さんは「試合で勝つために最適化された人間の、最適化されたはずなのに逆に生まれた面倒くささがあって、そこに愛着も湧いちゃう、みたいな。いやあ、もう1回読みたくなっちゃいます。」と述べていました。


【漫画】
オードリー若林正恭のおすすめ本

31~34

#31 呪術廻戦

【Netflix化された人気漫画】

主人公「虎杖悠仁」が、呪いの根源である「宿儺」の指を取り込んでしまいそのせいで死刑を言い渡される。しかし「五条悟」の計らいによって東京高専1年生の術師として生きていくことが決まり、同じ同級生の「伏黒恵」「釘崎野薔薇」とさまざまなミッションに挑んでいく痛快コメディ。若林さんは「ビックリしてソファーから立ち上がってそのまま読んだ。コミックで読んでてよかった。永久保存版。」と述べていました。


#32 キン肉マン

【歴史に残る伝説の漫画】

地球に住む「キン肉マン」は怪獣から地球を守るためのヒーローに憧れ、キン肉星からやってきたがいつまでも勝てずにダメ超人と言われてしまう。しかしとりあえず出た超人オリンピックでたまたま勝ち進んでしまい優勝してしまう。そこからキン肉マンが成長していくコメディ漫画。若林さんは「収録終わりに毎回、キン肉マンショップに寄って3000円分ガチャガチャをするほどのファン。キン肉マンコントをやるほどのファン。」と述べていました。


#33 じゃりン子チエ

【大阪下町の女の子の成長物語】

小学5年生のチエちゃんが、大阪の下町でホルモン焼き屋を切り盛りし、無職の父や家出中の母という逆境にも負けず奮闘。個性的なキャラクターたちが巻き起こす大騒動を描く、笑いと涙の物語です。若林さんは「この作品が持つユーモアと人間味に惹かれ、自身も元気をもらった」と述べていました。


#34 キャプテン翼

【日本を代表するサッカー漫画】

天才サッカープレイヤー大空翼が、小学校から中学校までの全国大会や国際大会で仲間と共に戦う姿を描く。爆発的な人気を誇り、サッカーブームを巻き起こし、国内外で多くのプロ選手に影響を与えた名作です。若林さんは「サッカーを通じて友情や努力の大切さを学び、青春時代に大きな影響を受けたと」と述べています。


【自著】
オードリー若林正恭のおすすめ本

35~38

#35 完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込

【オードリー若林のエッセイ本】

オードリー若林の人気エッセイ「社会人」シリーズが文庫化されました。雑誌『ダ・ヴィンチ』で読者支持第一位を獲得し、単行本未収録の連載100ページ以上を加えた完全版です。若林の社会への違和感や自意識との葛藤を描いた、注目の一冊です。


#36 ナナメの夕暮れ

【オードリー若林のエッセイ本の集大成】

オードリー若林の人気エッセイシリーズの集大成です。40歳を前に、世界を「ナナメ」から肯定的に見るようになった著者の変化を描きます。体力の衰え、新しい趣味、仲間との出会いを通じて成長する姿を綴っています。人間の変わらない魅力と、変化によって生まれる新たな魅力を探求し、読者に生き方のヒントを与える一冊です。17,000字の書き下ろしも収録されています。


#37 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

【オードリー若林の斎藤茂太賞受賞作】

第3回斎藤茂太賞受賞作で、「新しい旅文学の誕生」と評された紀行文です。多忙な芸人である著者が、突如5日間の休暇でキューバへ旅立ちます。クラシックカー、革命の痕跡、カリブ海など、日本とは異なる風景や人々との交流を通じて、著者の心境の変化と隠された旅の目的が明かされていきます。感動的な展開で人気を博したこの本には、モンゴル、アイスランド、コロナ後の東京についての書き下ろし3編も収録されています。


#38 ご本、出しときますね?

【オードリー若林司会のテレビ番組を書籍化】

芸人・若林正恭司会のテレビ番組を書籍化。人気作家2名ずつが日常や仕事を語ります。特徴的なのは、作家たちが率直に語る「嫉妬」の話題。対談記事の行数チェックや、ライバルの受賞に対する複雑な感情など、意外な告白が続きます。作家の人間的な一面や創作の動機を垣間見ることができ、読者に新たな親しみを与える一冊です。


【番外編】
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【まとめ】
オードリー若林正恭のおすすめ本

オードリー若林正恭は、読書を通じて得た知見や洞察を、お笑いの技術向上と人間性の成長に活かし、自身のキャリアを多面的に展開してきました。

彼が愛読する書籍は、単なるお笑いの技術だけでなく、人間心理や社会の在り方に迫る深い考察に満ちています。今回ご紹介した38冊の本も、きっとあなたに新たな視点を提供し、自己実現と創造的な表現者としての成長へのモチベーションを高めることでしょう。

ぜひ、若林正恭のように、これらの本から学びを得て、芸術とコミュニケーション、そして人間性の調和した新しい表現の創造に向けて一歩を踏み出してください。

では、また次回の記事でお会いしましょう!


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リーディニストURARA
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