山の日
その緑の深さ、濃淡に心奪われる。
幼少期の背景には
森があり、眺める緑があった。
近くにある時には気がつかなかった。
自然の偉大さ。
田舎の風景に育まれた私。
実家の2階のベランダからは
川向かいに
遠くの山々が見える。
眼下の田畑には
この季節、
未だ頭を垂れずにいる稲穂が
青々と力強く伸び
まるで緑の絨毯のよう。
自然は
言葉無くそこにあり続ける。
冷夏もあれば、
南国のような日差しが照りつけることもある。
時には豪雨もあり、
河川の水量の多さを心配する。
それが、
共に生きること。
山の日。
私の原風景に触れ、自然を思う。
やっぱり私、
自然と共に行きたいんだな。
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