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ギターの塗装🎸オイルフィニッシュ編その1

今日はギターの塗装の一つであるオイルフィニッシュについて語っていく、ざっくりと。文章が読みにくかったらすんません。

オイルフィニッシュ

 文字通りネックやボディにオイルをハケ等を使って塗る。木材にオイルを染み込ませるイメージ。用意する材料もハケとオイル、汚れないように新聞紙等あればできるので、個人で製作する上で一番簡単な塗装方法であると思われる。
メーカーとして有名なのはBacchusのウッドラインシリーズが挙げられる。あの美しいボディの色味オイルフィニッシュのプロ一人で全て手掛けている。
また一部のメーカーではネックをオイルフィニッシュにしている。
オイルで有名なところといえばこのメーカー
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オイルフィニッシュのメリット


・塗膜が非常に薄いので木材の本来の振動を伝えることができる。
・色を付けて木目の浮き立たせ独特なデザインに仕上げることが可能

ギターは弦の振動をいかに損なわずに伝えられるかを考えたときにこのオイルフィニッシュが最適になる。厚い塗膜だと木材の鳴りが損なわれ、倍音が遮られてしまう。
私が製作していた時はネックに対してはオイルフィニッシュを好んで取り入れていた。手に馴染みやすく、長時間引いても手汗によるベタつきが少ないため手汗がすごい人にはおすすめ。

一方でオイルフィニッシュには致命的なデメリットがある。それは日本ならではの理由もある。


オイルフィニッシュのデメリット

・気候の影響をもろに受ける。
・衝撃に弱い

日本の気候は皆が知っているとおりかなりの湿気が多いため含水率3%ほどの木材を扱うギターに対しては悪影響を及ぼすことになる。
よく取り上げられるのは「反り」や「ねじれ」になるだろう。反りに関してはそれを見越してトラスロッドを仕込んでいるのだろうが、ねじれに関しては治すとなると相当な手間と時間とお金がかかることになる。その治し方等に関しては非常に長くなるので割愛。
またオイルフィニッシュの場合、木材に直接ぶつかることになるため本体自体のダメージを受けやすい物となっている。そのためソフトケースに入れてどこかにぶつけてしまった場合など目も当てられないケースになってしまうことも。。。なのでオイルフィニッシュのギターを買った場合はちょっといいケースも考えたほうがいい。(そうじゃなくてもケースにはお金をかけるべき)



と、こんな感じでメリットデメリットを書いていったがいかがだろうか?結構はしょって書いてるのでまた書き直す時間があれば編集していこうかと思う。何か題材にして欲しいものがあればコメントなどお願いします。書けるものは書く笑

ではまた時間がある時に

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