恋心にさようなら:パレドゥレーヌ・眼帯おじさん√へのお気持ち長文

はじめまして、ノゲシです。

いろんな自己紹介とかすっとばして本題に入ります。

今回のnoteはパレドゥレーヌ(PS2版)というゲームのグイードというキャラの√についてです。
というかそれに関する私の怨念と恋心と決別のための文章です。
√のことめちゃくちゃ盛大にネタバレするので知りたくない人は読まないでください。(これからプレイする予定の人は見ない方が情緒ガッタガタになるので読まない方がいいと思います。)

ちなみにこのHPで見られるよ。そのほかの騎士のページにいます。かっこいいでしょ。

☆序盤〜中盤
シンプルに楽しい。とにかく召喚して彼を信じればいいとの予言だった(確かそんな感じ)ので、めっちゃ呼んだ。
眼帯おじさん(グイードのことです)、最初から「お嬢ちゃん」呼ばわりで馴れ馴れしいんですけど、からかいつつもちゃんと愛情を示してくれるので本当に楽しかったな......。

グイード√だと、ヴィンフリートくんが結構介入してきて、グイードがメガネ(ヴィンフリートのことです)に突っかかって彼の気持ちを自覚させたりするんですよね〜。この辺すごく√やってて楽しかった、ヴィンフリートくんの気持ちが露骨になる√ってあんまり多くないと思うので......。
ヴィンフリートがグイードとの交際をたしなめる発言(メモリーズで辿れる分)まとめるとこんな感じ。

「くれぐれも、あの方との個人的なおつき合いだけは、おやめください」
「〜。しかし、グイード殿だけはおやめなさい」(ママか??????)
「少なくとも、自室に招かれるのだけは感心できません」
腐ったリンゴ(グイードのこと言ってる)は排除すべきです」(これ立ち聞きしてたグイードが流石に切れて決闘申し込む)(それはそう)(ちなみにこのあとシルおじさまにみんなして怒られる)

グイードはヴィンフリートくんよりも全然世慣れているし、ざっくばらんな男(まあ立場も何もかも違うんですが...)なのでヴィンフリートから気持ちをぐいぐい引き出すんですよね、面白い......。
ヴィンフリートくんは直接グイード氏をたしなめたりもするんですけど、余裕ある眼帯おじさまはちゃんとわきまえてる(「こっちだっていい歳なんだ、分別ってもんはある〜」とか)発言するんですよ、大人でかっこよかったな......。
まあ、過去形で話してるのでわかると思うんですが、過去の話なんですけどね、
私にとっては......平和で喧嘩もあったけどそれはそれで賑やかだった日々......。

全部過去の話なんですよ......何も知らずにただただ楽しかった過去......。

☆中盤〜終盤

結局「腐ったリンゴ事件」以降、宮廷だの街だので、グイードとヴィンフリートが姫様を争って決闘する〜って噂でもちきりになる。(いやどう考えてもインテリ軟弱健気メガネ(悪口)が決闘するわけないだろ...とは思う)

「私のために争わないで!!」(架空)ができる、楽しかったなぁ。

いやでもこの辺のやりとりでもさ〜、グイードの自意識の低さというか自分を大切にしてない感じ(「こんな命、さしたる価値もないからな」とか)がチラ見えしてるんですよね、まあ表面的チャラ男にはよくある話なんですが...なァ、私のエヴァンジル??????

この周辺の件だと、今度はエクレールがヴィンフリートにいろいろ問うて、ヴィンフリートの気持ちがまた乱されるの、見てて萌だったな......。

(どうでもいいけど魔法使いの件で出てくる野ウサギ、かわいくなくてビックリしたな......)

でぇ!!グイードおじさんが、噂でもちきりで冷やかされるのタリィ!!(表面的にはこんな感じ)って感じで、ヴィンフリートに直談判するんですよぉ。

この辺、ヴィンフリートが執政官ヅラしてかなりキツめにグイードに当たるんですよね〜、青くてかわいいね、エヘエヘ...。

で、グイードが致命的な地雷「お前さん、嬢ちゃんの許嫁だったんだってな?」をつついて、「おまえさん、嬢ちゃんのことが好きなんじゃねえか?」って核心(核心)に触れるんですヨォ......エヘエヘ...アハハ...(夢野Q作の語り手か??????)

でもヴィンフリートはグイードのことを認めないし、かつグイードが「なら、執政官としての修行を積んできた、若くてハンサムなおまえさんなら、ふさわしいってことかね」って核心(核心その2)を問うと、メガネのやつ、「私はいけない」とか言うの!?!?なんやねん!?!?(キレ)

さすがにグイードもキレて、「お前の許可が必要なら奪ってやる!!」って今度こそ正式に決闘を申し込み、ヴィンフリートもそれを受けるんですよ。

受けたんですよ!!!(大事なことなので2回言いました。)

でまあ、その後最高の侍女エクレールといろいろ話すんですよ。この辺グイードの本心なのか判別できないしもう結論話したいので飛ばしますが。みんなやって...。


☆ラスト〜エンドA,B

最終日の呼び出し前、彼はお酒を飲んでいます(最悪)
でも、彼なりに「もしあっちが本気なら、まずいな。非常にまずい。」
「おっさん相手に、先のない恋だよ、こりゃ」
とか、彼なりに危機感だの言い訳だの考えるんですよ(この時点でひどい)

でーもー!!!!!!!!最悪なのは、姫様がシンプルに

「あなたが好き」


って言ったらこの眼帯おじさん、なんて言ったと思う!?!?!?!?

「あ?……ははは。」
「嬢ちゃん。そりゃ勘違いってモンだ。
年頃の連中にかかる、はしかみたいな病気さ。」



あ”あ”ん!?!?!?!?!?!?(絶叫)



いやまあ年上のおじさまキャラ、年の差気にするキャラにn回言われたセリフだからまあそこまでキレるほどのセリフでも所業でもじゃないんですよ、うんうん。

でまあ自分の過去の経験云々で、恋なんて10年で冷めちまうまやかしさ〜的なこと言うんですよ、それもまあ言われたことあるから許す。ここまでは許す。

でね!!!それでも私は冷めない!!!って食い下がると彼こう言うんです。

「これから10年、独身で待ってやる」(なんでそんな上から目線やねん我王女ぞ)
「10年経っても、俺のことが好きなら、結婚でもなんでもしてやるよ」(なんでそんな投げやりなんだよ10年首を長くして待ってやがれ)(なんかいい感じの穏やかミュージック流れてる)

ね!!!こんな感じで未来築けそうなんですよ
パレドゥのテンション、まあ結構暗かったりバッドっぽかったりいろいろあるけど、ゆ〜てユークレースという佳人の避けられない(※避けられる)死とか見てきたし、前夜までこれたし大丈夫でしょ〜、ヴィンフリートくんはどんな反応見せるのかな!!ワクワク!!してたの!!してたの!!


★エンドA

眼帯おじさまと姫様がめっちゃイチャイチャして酒場にしてるスチル(かわいい)
眼帯おじさま、執政官に勝ったと超ご機嫌(かわいい)
ヴィンフリートがスケジュール連絡しに来ようとすると
「俺とフィーリアの蜜月を邪魔するんじゃねえ!」とか言ってくれるし、
「未来の夫たる俺」とか言ってくれる......ぽっ//////(突然の夢女やめろ)

(ちなみにメガネは「はたして、10年も見放されずにいられることやら」とか言ってくる。し、眼帯おじさまも決闘だ!とか言って決闘しに行ってしまう。これでfin。ワイともっとイチャイチャしろや💢💢💢

ちなみにこのエンド、男二人が立ち去った後、エクレールの

「……バカは放っておいて。私とデートしましょうね、姫様」(←この時点ですでに国王なのに姫様呼びしてくれるエクレールは最高)

の一言で終わる。(これはマジ)(最高)


★エンドB

ヴィンフリートとグイードの決闘シーン。グイードは杖ついてるのでコケる(←ヴィンフリートは助け起こしてくれる)、メガネはシンプルに弱い(←ウケる)。

ので、夜まで決着がつかず、なぜか執政官とグイードの二人で城下に飲みに行ってしまう。姫様とエクレールを置いて......(ハ??????)(マジです)

ちなみにこのエンドのグイードの最後のセリフ、

「そういやあ、国王になれたんだっけ?よかったな、おめでとう」
「給料上げてくれよ、」
「じゃあな!ほれ、行くぞ執政官。」

です(ハ??????)(これもマジです)

ちなみに最後のセリフは姫様の選択肢で

「放っておきましょ」
「二人とも解雇」
「二人とも死刑」

のどれかです。(特に選択肢関係なくそこで終わる)(意味わからん)(なに国王を差し置いて執政官とグイードで飲み行こうとすんねん私の恋心を放置すな)



いや、でもこれがラストだったら、こんなお気持ちnote書かずに済んだんですよ......。




★エンドC


問題は、こ・れ!!!!!!!!!!!!(絶叫)


まずこのED、ヴィンフリートの独白から始まります。

「あれから一年が経過した」
「騎士グイードについては、なにもかもがなつかしく思える」


へ??????なんで遠い過去の回想系なの??????ってなるじゃん。次、

「決闘を約束したあの日、
騎士グイードは、鍛錬場に現れなかった」
すっぽかされたのだ。」


は???????????????????

は?????????????????????????????????


オイオイオイオイオイ、ここまでひどい騎士いた!?!?!?
祭りのエヴァンジルの方がまだマシじゃんね!?!?!?!?!!?(飛び火)

でね、ヴィンフリートの独白が続いて、長いから要点をまとめると

・騎士グイードはターブルロンドから姿を消した
・グイードとの決闘の約束の日以来、ヴィンフリートは姫様への慕情を理解できた
・ヴィンフリートはそのことに感謝の意を伝えたかった(←エモい)

・オーンブルからの報せが来た(ヴィンフリートの発言によれば、グイードは今はハチマンにいるということだけど真偽は怪しい、後ろに書くね)

ヴィンフリートの独白、ここはエモいから抜粋すると

「あれから一年が経過した。
私の手の中には、小さな箱がある。
中には、殿下へ贈る指輪が入っている。
冷たくはねのけられようが、構うものか。(中略)」
「明日、渡そう。フラれたって、死ぬわけではないのだから」

ヴィンフリートが、ここまで明確に、前向きに、姫様への気持ちと向き合えて、しかもこんな調子で気持ちを伝えようとするEDが他にあるんですか!?!?!?
(グイードのEDの話をしています)
いや、グイードが約束すっぽかしたのは本当にひどいし(特にまやかしだろうが恋心を抱いていた私にも)(覚悟を決めたヴィンフリートにも)、めちゃくちゃ腑に落ちなかった。

けど、ヴィンフリートがこんな前向きになれたならそれはそれでいいEDだな......
って思ってたんですよ、音楽にも騙されながら。

でなんか結局繁栄しました〜云々みたいなモノローグあって、間が空いて...めでたしめでたし......Finかな......って思ってたんですよ。


マジでここで停電でも起こればこんな気持ちにならなくて済んだのかな。



続きがあります。



場面は変わり、どこかの街で。

モブ「おい、騎士グイード様よ!」

グイード(!!!!!!)「誰だ、おめえ、」(←いた !!!!!!)

モブ「俺のことを忘れたというのか!?この俺、悲劇のガルトナーを!」
(↑知らねえよ)
モブ「俺はおまえのことを忘れたことなどないぞ!
俺の妻に手を出しやがった、おまえのことをな!」

グイード「覚えてねーなあ」(←政治家か??????)

モブ「………………!」


画面が赤く点滅!

なんかズシャアっっって音!

なんか穏やかな音楽流れ出す.......


グイード「グオオッ......」
(画面を打つ手が震えています)

ちょっとごめんなさい、無理なのでモブの捨て台詞省きます。
要は丸腰チャンス狙ってたー、やってやったぞ的な笑い〜みたいな...(虚ろな目)




「あーあ、ざまあねーぜ…」

「……嬢ちゃん、いまごろどうしてっかな。」

「執政官はうまくやったかな。」

「こんなことになるなら……
 酔いつぶれるまで……
 飲んどきゃよかったぜ……」

(終始流れる穏やかで悲しげな音楽)






(暗転、途切れる音楽......)






以上です。


約束をすっぽかした貴方を許してなんてあげません。

最後のセリフが酒の話の貴方のことなんてもう好きじゃありません。

貴方が私に居場所を告げずに、どこかの街の片隅で突然殺されても泣いてなんてあげません。


だって画面の中の私、姫様はそんなことすら知らされていないのですから。

貴方の来ない10年後を待ち続けます。そのときまでさようなら。







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