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ズームレンズを捨てろみたいなことを言う人がいたので、単焦点レンズと写真の上達の関係について考察しよう、と思ったが数年前に解決済みだった

「単焦点レンズで写真が上手くなる、は本当なのか?」という記事があったので、そんなもの読む価値があるのかと、疑問を抱きつつも読むだけ読んでみた。
この問いの答えは「本当」、だそうだ。
また「上手くなりたいなら単焦点レンズを使え」というのは正しいと言っている。

ズームレンズはなんでもできるとかいうが、言い過ぎ。自説を強化するためにある事無い事言っているように感じる。
騙されないようにしよう。

俺が持っている(今や防湿庫で長い眠りについているが)M.ZUIKO ズームレンズ、カバーする画角の範囲が広いから、これ1本で何でもできるっちゃあできるさ。

巷では、「神レンズ」「悪魔のレンズ」「人をダメにするレンズ」などと呼ばれているらしい。

メーカー曰くいわく

(曰くって読めない人も多いと思ったので、ルビを振っちゃったり)

広角・望遠・マクロ・夜景・動画などの撮影時のレンズ交換のわずらわしさが無く快適です。

普段使いには、ホントこれ1本でオーケー。
何でも撮れる。

※ 12-100mm は、35mm判換算で 24-200mm 

昔、一眼レフカメラに 50mm、24mm、200mm の3本のレンズを持っていたので、馴染み深い焦点距離だ。
これと、マクロレンズ、超望遠レンズの3本あれば良いと思った。
そう考えて魔性のズームを買ったのだったが、結局、超望遠レンズと望遠マクロレンズの2本ばかり使っている。
12-100mmズームはというと、たまに物撮りするときに便利に使わせてもらっている。

余談だった。

単焦点レンズで写真が上手くなると言う人が言う写真は、意味が違うんじゃないかと思う。

俺の場合、「あ、これいいな」と思った時にシャッターを切る。
それが楽しい。

「あ、これいいな」と思うのは直感である。
その場所から見たそのシーンが良いのであって、場所を変えたり時間が経ったりすると、トキメキを失ってしまったりするのである。

もっとよく見える撮り方があるのではないかと、あれこれ変えてみることはあるが、最初の印象で撮るのがベストなのだ。ベストなんだろう。

思ったように撮れないと思ったら、どうしたら良いか考えると思う。勉強すると思う。その時に、単焦点レンズが必要かというと、全然そんなことはないと思う。
ある程度写真が上手く撮れるようになった時、最後のワンステップとして単焦点レンズが必要かもしれないとも思うが、おそらくそれは幻想に違いない。なぜなら、それは単焦点レンズが良い絵を作ってくれるのであり、写真のテクニック向上には関係ないと思う。

フレーミングは、現場でズームして切り取っても良いし、帰宅してから現像段階で切り取っても良いと思う。好きにしたら良いのだ。だから、単焦点とかズームとかは関係ないと思う。

あまり上手く説明できないので、関連の記事で共感できたものを貼り付けておこう。

拍手〜!

ズームレンズは何でもできるから、やるべきことが多くて、写真上達の障害になる、みたいな話は、詭弁だった。

単焦点レンズ推しの人は、迷信を信じている。その迷信は、ひょっとしたらメーカーがレンズを売るために作り出したものだったなんてことはないだろうか。

単焦点レンズを使うことで上達するのは

単焦点レンズの使いこなし

だった。

単焦点レンズの特性を覚えるよりも、1本のズームレンズを使いこなせるようになった方が効率的だな。

初心者はキットレンズ(大抵はズームレンズだろう)を使うから、そのような人たちを見下すことで、自分が偉いんだということをさを示したいのだろうか。

悪いのは、ズームレンズを使って漫然と写真を撮ることであって、写真が上手くなりたい人ならば、上手く撮れるように練習すれば良いことで、それはズームレンズでもできることだと思う。

単焦点レンズはレンズ交換の手間が掛かる分、練習時間を浪費する、つまり上達の足枷になると言わざるをえない。

シーンをどう切り取るかという点においては、レンズ交換に時間をかけるのではなく、ズームレンズで画角を変える方が効率的に学習できるだろう。

ズームレンズを捨てろという人に、日本人の生産性の悪さを垣間見た。

Gemini との会話によって得たこと


なぜ「単焦点レンズが良い」と言われるのか?

このような意見が根強いのは、いくつか理由が考えられます。

  • 歴史的な背景: フィルムカメラ時代から、単焦点レンズは高い描写力を持つことが知られており、プロのカメラマンを中心に愛用されてきました。その伝統的な価値観が、今もなお残っている側面があります。

  • 心理的な側面: 単焦点レンズは、ズームレンズに比べて操作がシンプルで、被写体に集中できるという特徴があります。このシンプルな操作性や、一つのレンズで表現力を追求するところに、一種の「修行」や「達成感」を求める人もいるようです。

  • マーケティング戦略: カメラメーカーやレンズメーカーが、自社の製品を売り出すために、特定のレンズを過度に評価するような宣伝を行うことがあります。


一種の「修行」や「達成感」を求める人もいる、と言っている。言っちゃった。

これだな、修行や達成感。
制約の中で成し遂げる喜びは格別ってワケだ。

変態趣味を他人に押し付けるのはそろそろやめにした方が良いと思う。

t.koba

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