お蔵入りにした訳あり写真、レタッチして日の当たる場所に
この記事は、フォトレタッチのノウハウ記事ではない。素人が素人なりにやったことを書いただけのものである。なぜ書いたか。それは、このレタッチに掛けた労力と時間を供養?(良い表現が見つからない)したかったからだ。
問題の訳あり写真↓
オリジナルの写真
ツバメの顔に枯草が被っている。
等倍はこれ。
クリックで等倍切り出し画像(幅 1280 pix)表示
顔がブレている。このブレも訳ありな理由。
ちなみに、シャッタースピードは 1/2000 sec の設定だった。カメラは、6162 x 4092 pix の FXフォーマットである。
まあ、メインの被写体がここまで写っているので、利用しないのはもったいない。
ということで、邪魔なものを消すことにした。
まず、スポット修復ブラシツールでいらないところを消す。うまく消えないところはコピースタンプツールでちまちまと修正する。
ツバメ以外を完全に消したのがこれ。
青く塗ったレイヤーの上に重ねてみた。
次に背景。
「そうだ、背景だけのレイヤーを作ることにしよう。」
背景の捏造、開始。
魔が差して、悪の道に走る。
スポット修復ブラシとコピースタンプツールを駆使して背景っぽい絵を作り、最後にガウスぼかしでレタッチのあとをごまかした。
枯れ草から何から、邪魔なやつはいなくなった。もちろんツバメも綺麗さっぱり消えてなくなった。
これにツバメのレイヤーを重ねると↓
横長にトリミングしてみる↓上下をカットしただけ。
ツバメが切れないあたりを狙うと、こんな感じか↓
もっといけるか。これでどうだ↓
等倍はこれ。
クリックで等倍切り出し画像(幅 1280 pix)表示
なんかひっかかるなと思ていたら、ペン先がこんなになってた。
この記事を書いていて、気づいてしまった。
ツバメを移動すれば、ツバメの前の方に余白を作れるじゃん。
t.koba