
「撮って出し」の勘違いについて書いている記事を読んだところ自分の感覚と違うと思いましたので、今更ながら「撮って出し」の意味するところを調べてみました
撮って出しとは?
問題の記事に、次のように書いてありました。
2.「撮って出し」は修正されていないリアルな画像である
「へえ、そんな考えの人がいるんだ?」って、思いました。
何をもってリアルとするのでしょうか。リアル、リアル、リアル。ピンと来ません。
理解できないのは、おそらく読解力のない自分が悪いのです。
なぜこのような見出しをつけたのかが理解できないので、なかったことにます。そして、「撮って出し」自慢をたくさん聞かされて不満を述べているものと考えます。
「撮って出し」でこんなすごい写真が撮れたんだぜ、みたいな自慢している人が居ます。
撮って出しですごい写真が撮れたのですよね。それは良かったのではないかと思います。
自慢の写真そのものを云々するならまだしも、撮って出しというだけで否定的に見るのはいかがなものかと思います。
カメラが自動でやる現像が、そんなに品質の高いものだと思いますか?
品質って何でしょうか?という話ですよね。
品質とかいうものがそんなに高くなければいけないのでしょうか。
突然ですが、ここで、撮って出しを定義します。
カメラが記録したままのデータであり、後から手を加えていないということ
言い換えると
シャッターを切った瞬間に生成された写真
独自に定義しなくても、Wikipedia を見れば良いのでした。
元々、テレビやラジオの用語だったのでしょうか。
しかし、ここで述べるのはスチール写真の撮って出しについてです。
撮って出しの目的は、ざっくりと2通りあると、自分は考えます。
1.カメラの性能を比較評価するため
2.シャッターを切った時点で作品を完成させるため
第2項は、人それぞれの事情でさらに細分化された目的を持ちます。
上の記事では、JPEG データはカメラが現像処理した結果なので撮って出しとは言わないみたいに言っていると読めました。それこそ勘違いだと思います。
記事について述べるのが面倒くさくなってしまいましたので、撮って出し関連の記事を拾い読みしました。
その点カメラが書き出すJPEG画像は不自由です。
その不自由が自由でクリエイティブなコンテンツを生み出していると思うのです。
不自由=縛り。ですかね。
Photoshopのレタッチでなく多重露光の撮って出しだと後から知らされて、写真の評価が変わるものだろうか?
写真と絵画の境界をどこに置くか、というあたり。
フィルム時代から写真をやってないとわからないところもあるかもしれません。
自分のイメージしたものとおなじものが撮れるカメラを選びたいですね。
そういうカメラがあったら JPEG 撮って出しで良いのでしょう。
撮って出しの写真を眺めるたびに、ボクはその風景、その被写体、その瞬間に感謝する。そしてまたその一瞬に出会えるようにボクはシャッターを切り続ける。
なるほど。
富士フイルムのカメラを使っている人は、撮って出しの画を気に入って使っている人が多そうですね。
「富士フイルムの撮って出しは最高」
なるほど。
写真は自由だ
写真は自由だ!
どっちにしても、楽しく写真を撮れたらそれでいいと思う。
楽しく行きましょう。
撮って出し(加工なし)の状態で、どれだけ光の加減とか柔らかさや硬さなどを思うように出せているか、撮る前に映像で想像して自分の描きたい・撮りたい絵をどれだけ予め決めて、それをマニュアル設定でうまく設定できるようになるか、、これはめっちゃ修行が必要です
撮って出しで修行。
近頃のソニーαの色味はどうなのか、積極的にみてみようと思ってます。
撮って出しの色味確認。
撮って出しでその場で写真を完成させれるようになれば、あとからRAW現像で迷子になったり、記憶と違う想像の景色を作ることもないよなって考えてるから、
確かに。時間とともに記憶が薄れていきます。
自分は最近、ホワイトバランスで迷子になります。低レベル。
自分で観てみて、気持ちの良い写真の方が良いですよね
ですね。
楽か面倒かって考えで行くと、
知りあいの一人は、現像なんて面倒だと言って、JPEG 撮って出し派です。
僕の好みに合っていたというだけの話だけど、
好みに合っていれば良いと。
自分の好みのカメラが見つからない人は、、、、、他人の好みに合わせますかね。
以上、後半は、撮って出し関連記事のまとめみたいになってしまいました。
t.koba