「下さい」「頂きます」は漢字と仮名どちらか迷うとのこと。ならば答えを言おう。「ひらがなで書く。」が正解。
次の記事を読んだ。
何を今更と思ったが、この人が実際、迷って困ったのだろうから仕方がない。
タイトルには「ひらがなで書く。」が正解と断定的に書いたが、ビジネスメールなどを想定したものだ。
「ください。」や「いただきます。」は、「〇〇してください。」とか「〇〇していただきます。」、「〇〇させていただきます。」のような形で使われるときは、ひらがなで書くものだ。
理由は、みんなでそう決めたから、である。
致しますのことは、知らない。
J-CAST ニュースは、国語辞典の編集委員に聞いたようだが、聞く相手を間違えている。
なぜ、ネットの記事を信じないのか。
ネットには嘘も多いが、本当も転がっているのだ。
Google 検索。
なんでこれ↓が一番に出てくるのか知らないが、公益社団法人日本広報協会による記事。
Chatwork
これ、とんでも説だと思う。
公益社団法人日本広報協会が言うように、ある使い方は漢字で書こうぜ、別の使い方はひらがなで書こうぜ、とみんなで決めたのである。
漢字表記とひらがな表記で意味が異なるという発想は、おかしいと思う。偉そうなことを言えば、日本語というものを理解していないに違いない。漢字とひらがなで意味が違う日本語なんて、存在しないだろう。
ということで、とんでも説。
こちら↓の意見を紹介することで、とんでも説だとする考えを補強したい。
Chatworkの記事、読むのはやめ。なんでこんなやつが、2番目に出てくるかな。
意味が違うって言っているやつの記事は読まない。
そういうことなんだな。
公用文における表記について決めた人たちがいて、ビジネスシーンでもそれを参考にして物を書くことが多い。そんな風に捉えている。
こちら↑の記事も意味の違いなんて言っているので、読むのをやめる。
https://記事作成代行.jp/ask/ の記事
動詞は「下さい」
補助動詞は「ください」
「頂きます」もそういうこと。
ここでもう一度、カクヨムさんに登場してもらおう。
これの最後に書いてあるとおり。
公用文においては、動詞は「下さい」、補助動詞は「ください」と表記するものとした。それに倣って、ビジネスシーンでも同様の表記をしている。そのことは強制されるものではないと思うが、まあ、人と違うことをしたらあいつはメールの書き方も知らないのかと言われるのがオチ。仕事ができないやつ、と思われても仕方がないだろう。省とか庁とか言う人たちを目の敵にして逆らおうということなら、好きにすれば良い。
カクヨム氏は、個人の手紙や文章で使い分ける必要はないと述べているが、特別な意図がなければ、動詞は「下さい」、補助動詞は「ください」としたら良いだろうと思う。
ただ、漢字が多いと固い印象を与えるということは気にした方が良いだろう。「下さい」と「頂きます」の場合は、使い分けなどせず、「下さい」は「ください」、「頂きます」は「いただきます」で良いのかもしれない。
t.koba
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