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お詫び イトトンボの同定ミス
以前、みんなのフォトギャラリー用にアップしたイトトンボの画像ですが、同定ミスがありました。訂正してお詫びします。
問題のトンボ(2015年8月22日撮影)
キイトトンボ
キイトトンボではないことは一目瞭然です。
なんで「キイトトンボ」と間違えたのでしょうね。
問題の写真を記載した記事はこちら。
↑この記事の、17番目の写真です。誤って「キイトトンボ」としていたわけです。
※ 記事はすでに訂正済み。
キイトトンボというのは、先日の記事↓で取り上げたとおりで、本当に黄色い色をしていますね。
2020年7月19日撮影分
2020年7月22日撮影分
じゃあ問題のトンボは一体何トンボなの?
イトトンボの同定では、デジタルトンボ図鑑にお世話になっています。
調べた結果、アジアイトトンボの可能性が高いと考えています。
このページの2枚目の写真がかなり近いと思います。Mature Female(成熟したメス)と書かれています。
確信が持てないのは、成熟とともに変化するためです。
それから、オレンジ色のイトトンボがいました。取り上げた記事は、こちら↓
きれいなオレンジ色のイトトンボです。田んぼで見つけて写真を撮りました。漠然と、ベニイトトンボかな、なんて思っていましたね。赤やオレンジのイトトンボなんて他にいるとは思っていませんでしたから。理由は忘れましたが、こちらの記事には名前を書きませんでした。適当なことを書かなくて良かったと思います。
2012年9月8日撮影
オリジナルから作り直してみました。色を強調しなかったら、こんなもんです。
「13 Images of イトトンボ」の記事中、上から3枚は同じ個体です。
別の角度からの写真がありました。
右向きから左向きに変わっただけですかね。
デジタルトンボ図鑑のアジアイトトンボのページの3枚目の写真によく似ています。そこには、Immature Female(未成熟のメス)と書いてあります。
また、私の記事に戻って、4枚目から7枚目、先っぽが水色をしたトンボの写真があります。
2012年9月8日撮影
↑4枚目と5枚目は、オレンジ色のトンボと同じ日に同じエリアで撮影しました。
6枚目と7枚目は、撮影地が離れているので、別の個体だと思います。
2012年9月9日撮影
違う角度から
この2匹のトンボは、特徴がよく似ています。
デジタルトンボ図鑑によりますと、アジアイトトンボの♂は腹部第9節が水色と言っていますので、これらの写真はアジアイトトンボの♂だろうと思います。
断定はしません。しませんというか、怖くてできないというのが正直なところです。まだまだ知らない昆虫が沢山います。同定するには細心の注意を払う必要があると思うのです。
t.koba