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「Exif ファイルの覗き方」という記事を書くために作った Python スクリプト
何をするものか
Exif ファイルから画像情報の生データを取り出して csv ファイルに書き出します。
対象のファイル
*.ORF(OLYMPUS および OM SYSTEM の Raw 画像)
*.NEF(Nikon の Raw 画像)
*.TIFF など(TIFF 画像)
*.JPG など(JPEG 画像)
説明
OLYMPUS OM-D E-M1X、OM SYSTEM OM-1、Nikon D800E、Nikon D500 で確認しました。
取り出したデータは、生のままです。タグやデータの意味は解釈しません。
リトルエンディアンで書かれたデータも、そのままにしてあります。
標準モジュールだけ使って作りました(たしか)。
csv ファイルは画像ファイルの数だけできあがります。
動作環境
MacOS 13.6 に Python 3.10.0 の環境で作りましたが、少々違ってもいけるだろうと思います。
Windows で動作するかはわかりません。
使い方
準備:Mac に Python をインストールします。
(もしかしてインストール済み?)
画像ファイルを用意します。
フォルダーを作って入れます。
同じフォルダーに、スクリプトをおきます。
スクリプトをダブルクリックして実行します。
csv ファイルが出来上がります。
LibreOffice で開きます。Text Import ダイアログで、B列とC 列を選択し、Column Type を Text に設定して、OKをクリックします。
感想
Exif の読み方をかなり勉強しましたが、まだまだ理解できていないところがあるかもしれません。
悪戦苦闘してやっとできた感じです。自身のプログラミングの素養のなさを感じています。
csv ファイルを LibreOffice 7.3.2.2 で開いたイメージ(整形後)
![](https://assets.st-note.com/img/1696135877512-lleFGFvnC9.jpg?width=1200)
Resolution Unit が2つあるし。
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修正版をアップしました。
そういえば、ウイルスのことを気にしてなかったな。
Python について
Mac の場合、インストール済みで売られているようですので、わざわざインストールする必要はなさそうです。
自分の場合、環境構築とか面倒くさいことはしていません。
面倒くさいと思ったのは、Python の新しいバージョンでスクリプトを実行したときに、モジュールがないと言われたことくらいですかね。
t.koba