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「被写体検出・鳥」の感想みたいなもの、カワガラス編
カメラの評価としてではなく、被写体検出をやってみた話として書きます。
個人の感想です。定量的な評価はしていません。カメラの評価記事にはしたくないので、メーカーも機種名も書きません。ま、わかる人にはわかると思いますが。
見出し画像は、マニュアルでピントを合わせたものです。ピントの基準として貼り付けてあります。
記事の中の画像は、2コマが組みになっています。
1コマ目は、OM Workspace のサムネイル一覧でサイズを最大にしてキャプチャーしたものです。緑色の四角形のところにピントを合わせたと言っています。この情報が正しいかは???
2コマ目は、OM Workspaceを使って、仕上がりNormal、AIノイズリダクションONで現像して、1280x960のエリアを切り出したものです。リサイズはしていません。
結果
意地悪テストのつもりでカワガラスで試してみたのですが、まあまあ認識すると感じました。
カワガラスは、自分が撮影対象とする鳥の中では、警戒心が強い方だと思います。人の姿を見るとすぐ逃げていくことが多いです。そのために、撮影距離が長くなりがちで、大きく写すのが難しいと感じます。加えて、日陰にいるときは全身焦茶色でディテールもよく見えませんので、AFも難しい気がします。MFでも、ピントが合っているのかどうか判然としないように思います。
AI はカワガラスの体を問題なく認識すると感じました。横向きだと頭も認識するようです。目は、運がよいと認識するかな、と言う感じでしょうか。ただあまり安定しない感じがします。
被写体が画面に占める大きさや光線の状態に左右されますので、条件がよければ有効でしょうけど、写真的に条件が良くない場合には、期待するように働いてくれない気がします。カワガラスの場合は、被写体を認識しても、精度よく AF できないケースが多いと感じました。カワガラスに精度良く AF するのは、もともと難しいということかと思います。
1つ目のサンプルは、遠ざかっていく鳥に咄嗟にカメラを向けてすぐに認識しましたので、よし! と思いました。このようなケースでは、AFターゲットを1点に絞らないとピントが合わないと思いますが、色々操作しているうちに鳥が逃げてしまうことが多かった気がします。AI が素早く被写体を認識してくれれば、もたもたしているうちにシャッターチャンスを逃すような失敗は減るものと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1649572324677-zuKjmPXJ5c.png?width=1200)
鳥認識のおかげで、飛び去る前に撮影できたと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1649577486826-9ovWt0ZM5T.png?width=1200)
このくらい小さく写っていれば、被写界深度に助けられて、体に合わせたら大体ピントが合っているように見えるだろうと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1649572926725-I2lz3LIm4l.png?width=1200)
顔がはっきり見えないと認識がむずかしいのではないかと思います。
被写体が小さすぎることに加えて後ろ姿ですから、条件が悪いのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1649576418213-fd6v4lU5Gj.png?width=1200)
しかし、こんな遠くの鳥を撮っても、結局、NGカットになるのでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1649573754825-ssRJ7jVM8z.png?width=1200)
これも鳥が小さ過ぎますよね。
風景写真としては、ありなのかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1649576497448-YE0EHp5S6i.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649574070268-qqd4zNujcD.png?width=1200)
本当に頭を認識したかは定かではない気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1649577084340-D3Ok3I5Yms.png?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1649576643489-TYYhsHIwE8.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649574657989-JUq9vnSLqG.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649576738761-l4DSJN4B3r.png?width=1200)
記録画像のAFターゲット表示は正確なのでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1649574976292-KyQigo0eL4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649576682088-hBgGnb9pYv.png?width=1200)
認識する様子を見ていると、偶然か必然かわからないことがあるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1649575048607-R0LomOCz8N.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649576611749-ROK7ktyI2B.png?width=1200)
いつかはゴミ箱行き、そんな気がします。
以上は、4月8日の撮影分です。どうやらカメラの設定を間違えて、ブレブレのショットを量産してしまったようでした。
そこで2日後に、設定を変えて撮影してきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1649575139977-ENr4moVG0F.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649576581493-MquA2WHUJY.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649575478962-ptISxFSF9j.png?width=1200)
このくらい大きく写っていれば、難しくはないと思うのですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1649576854305-TXzwSTLPXe.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1649575666012-EpAvPQGdTi.png?width=1200)
きっと横向きは認識しやすいのでしょう。憶測です。
![](https://assets.st-note.com/img/1649576828911-A9Q0jgKZrP.png?width=1200)
非純正レンズに2倍のテレコンを装着しての感想です。合成F値は5.6です。
カメラの設定は、AF方式:C-AF、AFターゲット:ALL です。その他の設定は省略します。
t.koba