[羅針盤II]文化的資本消費録の書き方に関して
私はnoteでおいて読書録と称して読んだ本の感想を書き留めているのであるが、もう少し体系だった書き留め方があるんじゃないかと思う。また読書以外にも、漫画、映画などの文化的資本の消費活動についても同様のフォーマットで記録できればいいと思う。
一から編み出すというのはいささか車輪の再発明じみている。参考にできそうなフォーマットは「読書ノート」であろうか?
さて、読書ノートの書き方といえどいくつか流儀があるそうだ。
いくつかnote風に書いてみよう。
I.
[消費録]タイトル
「タイトル」著者、出版社あるいは出展 xxxx.xx.xx読了(あるいは視聴)
感想。
以上。
II.
[消費録]タイトル
「タイトル」著者、出版社あるいは出展 xxxx.xx.xx読了(あるいは視聴)
抜粋:
感想。
抜粋:
感想。
III.
[消費録]タイトル
「タイトル」著者、出版社あるいは出展 xxxx.xx.xx読了(あるいは視聴)
要約
感想。
抜粋
個人的にはIII.のフォーマットが好みだ。要約が含まれているのがよい。
私としては、消費録を見返したとき、それがどんな情報であったかを復元したいのである。ただ、マイナーチェンジして
IV.
[消費録]タイトル
「タイトル」著者、出版社あるいは出展 xxxx.xx.xx読了(あるいは視聴)
素朴な感想
要約
何故読んだか、あるいは視聴したか。
自由記述欄
抜粋
のフォーマットにしよう。まず最初に一言、言いたいことを言いたい。自由記述欄には、少し文章をひねった感想であるとか、あるいはそれが実用的な情報のたぐいであるなら、何がどう実用的であるとかを描きたい。抜粋の欄には、その作品を代表すると思った言語的情報(あるいは画像的情報)を抜き出してきたいところ。
とはいえ、それぞれにあった備忘録の書き方というのもあろう。たとえば、理系の作文技術なんかは、本を読む目的からして、素朴な感想、自由記述欄、抜粋が不要である。
以上。