ウラニーノ大感謝祭2019について
「ウラニーノ大感謝祭」というワンマンライブ。ワチャワチャしてとっ散らかるけど、最終的になんとなくまとまって終わってみたら謎の多幸感。そんな年末っぽいイベントにしようと思って昨年から始めました。というのは建前で、去年やってみたらたまたまそうなったので、今年もやってみようと。
小倉画伯、こんな立派なバックドロップを作成。
しかも確信犯的に「2019」を書かなかったと。これで来年も再来年も使えるわけです。それどころか「ウラニーノ」も入ってないので、会社やサークル等で「大感謝祭」と名のつくイベントを催される方はぜひご相談ください。お貸しします。ただ、レンタルの際は「裏面を見ない」という誓約書を書いていただくことになると思いますのでその点のみご了承ください。
さて、今年のゲストミュージシャンは3名。昨年に続きご参加いただきました。
まずギターにハラハティー。ハードロックバンドOUTSIDEのギタリストで、西川口Heartsスタッフ。ぼくのメタル師匠であり、飲み友達。
そしてしあわせ(写真:右)。トキメキ泥棒のベースで、大塚Heartsスタッフ。ベース、入稿、そしてついにはMV出演と、独立後のウラニーノを支える何でも屋。ウラニーノのサウナ師匠。
あと元メンバーピストン大橋。2013年にチョンボにより脱退。現在公務員となったため、ピストン大橋から「コンプライアンス大橋」に改名。
…という最強の身内メンバーで固めました。
当日のセッティングはこんな感じ。
センター後方にベースアンプが2台。ベーシスト2人がどの曲をどっちが弾くかで「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部のコント状態になっていたので、「じゃあ仲良く2人で弾いたらいいんじゃない?」ということで前代未聞のツインベースの曲も。
ちなみにコンプライアンス大橋氏のリハーサル風景を小倉カメラマンが危険を顧みず至近距離で激写。
内容以前にビジュアルがすでにコンプライアンスに引っかかっていると思うのはぼくだけでしょうか?
リハも無事に終わり本番。セットリストがこちら。
自分で組んだとは言え、「中年花火」で今日イチ客席がしんみりした後のステージにコンプライアンス大橋を単身送り込んだのは、我ながら残酷だったと思います。怒号と罵声が飛び交うのではないかと期待しましたが、お客さんはあたたかかったです。Go Back To The Hellの歌唱に関して楽屋では、
小倉「滑舌が悪くて何言ってるかわからないんだよ!はっきり歌えよ!」
大橋「はい!すみません!」
と激しいダメ出しが行われていました(小倉が年下)
ちなみにセットリストを見ると「えら呼吸」が2回あるのに気づいた方もいらっしゃると思いますが、これは岡本真夜さんがコンサートで「tomorrow」を2回歌うのとはちょっと違います。アンコールでの2回目の「えら呼吸」は年末特別企画「絶対に笑ってはいけないえら呼吸」。ベーシストしあわせではなく、「表現者」しあわせが参加。全身を使って曲の世界観を表現。
完全にサウナで水風呂に入ってキマっている時の顔です。
いろいろ盛りだくさんでしたが、終始あたたかい空気で見守っていただきありがとうございました。バンドを始めた頃からの仲間とこうしておっさんになってまた同じステージに立ち、おもしろいことができるのは本当に幸せでした。
ちなみにPAは、
西川口Hearts店長のこうたさん。店長になってからは滅多にPAやることないんですが、ウラニーノが頼んだら当時のように自らやってくれました。
ありがとうございました!これからもウラニーノと西川口Heartsをよろしくお願いします。早めに来年末のHeartsのスケジュール押さえなくちゃ。
さて、本編終了後もこの人の大感謝祭は続いていました。
本番終了1分後。お客さんより早くロビーに飛び出し、スティックを包丁に持ち替え大根を裁く小倉。農家の長男による「大根解体ショー」(普通にカットするだけ)をみんなで見守るというシュールなエンディングとなりました。