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初対面の会話、なんかすかされてる? それとも本気で聞いてる?

人と初めて会ったとき、話をしたときの反応には、大きく分けて二種類あると思う。

ひとつは、「へぇ〜そうなんですね」と軽く流す人。

もうひとつは、「それってどういうこと?」と深く聞いてくる人。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、これは単なる人のスタイルの違いだと思う。

でも、私は昔からわりと疑い深い性格をしているせいか、どちらのタイプの人と話しても、初対面の印象はそこまでよくならない気がしている。

例えば、私が何かの活動をしているとして、それを初対面の人に話したとする。

「最近こんなことをやっていて……」と話すと、流すタイプの人は、「へぇ〜すごいですね」「そうなんですね〜」と適当に相槌を打ってくれる。

決して無視しているわけではないし、むしろ感じよく聞いてくれているのだけど、私はどこかで「この人、本当に聞いているのかな?」と疑ってしまう。

もちろん、相手が本当に興味がない可能性もあるので、それならそれで仕方がないのだけど、どうも私には「すかされてる」ように感じてしまうのだ。

一方で、深く聞くタイプの人もいる。「えっ、それってどういう仕組みなんですか?」とか「どうしてそれをやろうと思ったんですか?」と、具体的に質問してくれるタイプ。

このタイプの人と話すのは楽しいし、話が広がることも多い。

でも、ここでも私は少し疑ってしまう。「この人は本当に興味があるのか、それとも社交的だから聞いてくれているだけなのか?」と。自分の話に興味を持ってくれることは嬉しいけど、どこかで「もしかして、ただの会話のテクニックなのでは?」と思ってしまうのだ。

こうして考えると、私は初対面の人に対して、どちらのタイプの反応であっても、どこかで「本当なのかな?」と疑ってしまう癖があるのだと思う。

たぶん、私はすごく純粋に「本当に興味を持って聞いてくれているか」を見極めたいのだろう。

でも、初対面でそこまで求めるのは無理がある。相手も、私のことをよく知らないのだから、適当に流すのも、深く聞くのも、どちらもその人なりの「初対面の距離感」なのだと思う。

ただ、ひとつ言えるのは、「この人がどういう人なのか事前に分かっていたら、話しやすさがまったく違う」 ということ。

例えば、共通の知り合いから「こういうことをやってる人だよ」と事前に情報を得ていたり、SNSなどで相手のことを少し知っていたりすると、初対面のときに「あ、この人はこういう話に興味を持ちそうだな」とか「この人はわりと軽く話すタイプだな」といった予測ができる。

それだけで、話すときの心の準備ができるのだ。

逆に、全く情報がないまま初対面を迎えると、相手の反応に対して「この人は本当はどう思っているんだろう?」と余計に考えてしまう。

だから、私はできるだけ、初対面の人と会うときは、何かしらの事前情報を得ておきたいと思っている。

とはいえ、それが難しい場合も多いので、結局は「人それぞれ反応が違うし、初対面の印象はそんなに気にしすぎないほうがいい」と思うしかないのかもしれない。

この「疑ってしまう癖」は、私の性格だから簡単には直らない。

でも、少なくとも、「初対面の印象が良くなくても、それがすべてではない」と思えるようになりたい。

初対面ではすかされるように感じても、二回、三回と会ううちに「この人はこういう話し方をする人なんだ」と分かってくることもある。

それを信じて、初対面の印象にとらわれすぎずに、人と向き合っていきたいと思う。

あと質問できるようになりたい。
そこは私が変わらないといけないポイント。

頑張ります☝️

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