私のキャリアを変えた“転職9回”の教訓
「転職9回」と聞いて、驚かれることがよくあります。
「そんなに?」とか、「続けられない人なの?」なんて言われたことも正直あります。
でも、私自身にとっては、この9回の転職は全て必要な経験でした。
一つひとつの転職で何かしらの学びを得て、それが積み重なったことで、今の私のキャリアが形作られていると思っています。
そして、転職を通じて得た教訓があったからこそ、複業という新しい働き方にも挑戦できたんです。
今日は、そんな私の「転職9回」の中で得た教訓についてお話ししたいと思います。
これを読んでいる方の中で、「転職を迷っている」「今の仕事に悩んでいる」という方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。
1. 転職は“逃げ”じゃなく“挑戦”
最初の教訓は、「転職=逃げ」ではないということです。
もちろん、今の職場が辛いとか、人間関係がうまくいかないという理由で転職を考えることもあります。
でも、私はそれを「逃げ」と思ったことはありません。
とはいえ「次の職場ではうまくやれるはず」と思って次の職場にはチャレンジしていました。
でもできないから今なんですけどね。
当時は当時なりに「次こそ絶対!」という意識を持って進んでいました。
例えば、以前働いていた会社では、ルーティンワークが多くて、少しずつ「自分の可能性をもっと広げたい」という気持ちが強くなりました。
その時、次の転職先では「人材に携わる仕事」を選びました。結果として、そこで新しいスキルを学び、自分のキャリアの幅が広がったんです。
転職は環境を変えるだけでなく、新しい挑戦をするチャンスでもあります。
2. “仕事”を通じて自分を知る
2つ目の教訓は、「仕事は自己理解を深めるためのツール」だということです。
転職を繰り返す中で、「自分が本当に好きなこと」「自分に向いていること」が少しずつ明確になってきました。
例えば、最初の頃は「事務職なら安定しているから」という理由で選んでいました。
でも、実際に働いてみると、「人と関わる仕事の方が楽しいかも」と感じるようになり、次の転職先では人材業を選びました。
さらにそこで、「文章を書くことが得意かも」と気づき、占いもやってみました。
そしてその後フリーランスへ。
仕事を通じて得られる気づきは、自己分析をする上でとても大切です。
「自分は何が好きで、何が得意なのか」を考えながら仕事に取り組むことで、自分の道が見えてきます。
3. 転職を成功させるカギは“準備”
「転職はタイミングが重要」とよく言われますが、実際には準備がカギだと私は思っています。
例えば、次のステップに進むためには、今の仕事でできる限りのスキルを身につけておくことが大切です。私は転職のたびに、「今の職場で得られるものは全て持っていこう」という意識で働いていました。
具体的には:
また、転職活動をする時は、自分の強みや価値を明確にすることも大事です。履歴書や面接で「自分が何を提供できるか」を伝えられるようにしておくと、次の仕事が見つかりやすくなります。
4. どんな職場も“学びの場”
最後の教訓は、「どんな職場でも学ぶことがある」ということです。
転職を9回してきた中で、「この職場、失敗だったかも」と思うことも正直ありました。
でも、その中でも何かしら学びはありました。
例えば、上司との考え方が合わずに苦労した職場では、「相手の立場を理解する力」がついたと思いますし、逆に仕事量が多すぎて辛かった職場では、「効率的な仕事の進め方」を身につけました。
どんな環境でも、「これを学んだ」とポジティブに捉えることで、次のステップに活かせるんです。
まとめ:転職はあなたを育てるチャンス
私が転職を9回経験して学んだのは、「転職はキャリアを育てるためのプロセス」だということです。
もし今、転職を迷っているなら、「自分がどう成長したいのか」を考えてみてください。その上で、次の一歩を踏み出せば、きっと新しい可能性が広がるはずです。
私もまだまだ挑戦の途中です。この記事が少しでもあなたの背中を押せたら嬉しいです。