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西洋占星術におけるアスペクトとは?【日本占い師協会】
日本占い師協会です。「アスペクト」という言葉をご存じでしょうか。西洋占星術に興味のある方なら聞いたことがあるかもしれません。
アスペクトとは、天体図の星と星が形成する「特別な角度」のことです。
西洋占星術におけるアスペクトについてと、代表的なアスペクトをご説明します。
西洋占星術におけるアスペクトとは
西洋占星術では、占いをするために「ホロスコープ」と呼ばれる天体図を使用します。ホロスコープにはいくつもの天体が表されます。その星と星が「特別な角度」を持つ位置関係のことを「アスペクト」と呼ぶのです。
たとえば「金星と木製がアスペクトを形成している。」などと表現しますアスペクトはどの角度でもよいわけではなく、いくつかの特定の角度が決められています。そして「アスペクト」には、それぞれ名前が付いているのです。
代表的なアスペクト
こちらではメジャーアスペクトと呼ばれる、もっとも代表的なアスペクトのうち、いくつかご紹介します。
コンジャンクション(0度)
0度ということは、2つの星が重なり合っていることを表します。もっとも影響力が強いアスペクトとされ、要注目です。
西洋占星術において、とても単純な例であれば
・性質の似ている天体同士のコンジャンクションであれば吉作用
・性質の似ていない天体同士のコンジャンクションは凶作用
と占うことが多いのです。
オポジション(180度)
180度ということは、2つの星がほぼ正反対に位置します。古くは緊張や対立、葛藤を生みやすいアスペクトとされていたようです。しかし現在では、困難な面ばかりでなく「お互いを補い合う作用」に注目が集まっています。
スクエア(90度)
2つの天体が90度の間隔に位置します。困難・葛藤・軋轢・変化などを表すとされるアスペクトです。アスペクトの中でももっとも困難で、理解や解決が難しい事象を表すとされています。いっぽう、ホロスコープにスクエアを持つ人は「困難に打ち勝てる力」を持つとも言われ、マイナスの面だけではありません。
さいごに
ホロスコープの解説を読む際にも「アスペクト」という言葉を知っていると、理解が深まりますね。気になる方は他のアスペクトについても、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。