読書①　東野圭吾さん　「手紙」※ネタばれあり

こちらの本は、私の大切なお客様からお借りして読みました。
率直な感想を申し上げますと、私も人生経験豊富なつもりでしたけれども
まだまだ経験していないことがあって、経験しない方が良いことがあるということを
明確に感じました。

その経験しない方が良いことというのは「犯罪」です。

主人公の直樹は優秀でしたが、家庭が貧しく兄が殺人を犯してしまうことで
苦労するのですが、その中で這い上がり、就職、結婚、子供を授かります。
様々な人生の転機でチャンスをつかみますが、すべて兄が殺人犯ということで
チャンスを失います。その中で理解を示してくれる一部の支援者によって
一般生活を送れるという内容です。

担任の先生、担任の先生が紹介したバイト先の店長
職場の同僚、就職先の社長など殺人犯の家族という主人公に対して理解を示しつつも
世間や現実の厳しさをつきつけるリアルさがこの本の醍醐味だと思いました。

近頃、闇バイトのニュースがありますが、
世の中は物価高で最低賃金は上がっていますが、税金、社会保険料などの上昇の方が高いため
生活は以前よりも厳しくなっていると思います。
そんな世の中ではありますが、希望を持ち続けて人の役に立ちながら
喜んでもらえるような占い師、開運アドバイザー、FPとして仕事をしていきたいと
思っております。

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