来年のテーマはセルフメンテナンス? 〜一陽来復!易で占う2025年〜
こんにちは。お酒と占いは適量で。酒田しらふです。
今日は2024年の冬至に立てた年筮についてまとめます。
陰が極まり陽に転じる冬至。易者は冬至に翌年の成り行きを占う年筮(ねんぜい)を立てます。
例年、ウラナイ8の翡翠輝子先生をスーパーバイザーに迎え、年筮を立てる会が開催されています。今年のファシリテーションは、昨年に引きつづき湊ゆきの先生。しらふは今年2024年で5回目の参加です。
この会は告知を見た瞬間に申し込まないと席がすぐに埋まってしまうほど超人気……! 今年も無事に滑り込むことができました。
それではさっそくまとめにGO!
昨年の振りかえり(沢地萃5爻)
昨年の年筮は沢地萃5爻でした。
「沢地萃」は祭祀やお祭りで人がたくさん集まるという意味を持ちます。
その中でも5爻は王様の位置。ただ沢地萃の場合、5爻の王様の力が弱いとされています。
この1年を振り返ってみると、やはり一番大きなトピックは占い師デビューをしたこと。
8月のイベントを皮切りに3回のイベントに出演させていただきました。
多くのお客様にご来場いただいたイベントはまさに「沢地萃」!
わたしは新人ちゃんなので、まだ力のない王様ですね笑
去年はまさか自分が占い師デビューをするとは露ほども思わず。
イベント出演のきっかけは、練習会でウラナイ8号室にお邪魔したときに、天海玉紀先生に「しらふさん、イベント出るでしょ?」とさらりとお声がけいただいた事でした。驚きつつも、せっかく頂いたチャンスなのでその場で「出ます」と即答。その後は、先生方にサポートしていただきながらデビューとなりました。
10月には晴海プラム先生が隊長として引っ張ってくださった秋のイベントにも参加し、11月は桜田ケイ先生にお声がけいただいて新人ちゃん祭りにも出演いたしました。
我が占いラバー人生の伏線回収のような年だったというか、細くでも長く続けていたらこんなタイミングがやって来るのですね。
翡翠輝子先生の『易の完全独習』内、沢地萃の「人間関係」欄にこうあります。
振り返ると自分でもフットワーク軽く動けたのではないかなぁと思います。お声がけいただいた先生方には本当に感謝ばかりです。
そして今年は副業でアルバイトもはじめました。地域のコミュニティスペースになっているような場所で、こちらも人々が集まってくる場所です。
いま、玉紀先生が皆さんの今年の漢字を集めていらっしゃいますが、わたしの今年の漢字を選ぶなら「集」です!
年筮会では翡翠先生に「沢地萃の1年を生き切りました」とのお言葉をいただきました感涙。
沢地萃の之卦は「雷地豫」。
これは音楽や喜び、予定などを表す卦。
こちらも心当たりがあり、仕事やプライベートで音楽関係の方と知り合うことが多かったです。ここ1年すったもんだしていた方も音楽関連の人だった……。
そして沢地萃の裏卦は「山天大畜」。
大きくとどめる山天大畜ですが、お金はとくに貯まらなかったけど脂肪はチョットたまちゃった……そこは溜まらんでえぇ!!
総括すると沢山の方々に出会いご縁に恵まれた一年でした(枕を濡らす夜もありましたが、すべてが上手くいく訳ではないのが人生)。
今年の年筮は……
例年緊張で震える手で立てる今年の年筮は……
水風井2爻
穏やかな卦でホッとした反面、2爻かぁ〜〜〜というのが最初の感想。
水風井は、人々が水を汲み上げる井戸。つるべ(桶)を落として飲み水を日々淡々と汲み上げるようにルーティンワークや日常生活を表します。爻辞の流れとしては、破れた泥まみれの井戸を、皆が使える綺麗な湧水をたたえる井戸に整備していく流れ。
2爻は、井戸の壁から水がちょろっと漏れて底に住む鮒が住めるくらいの水しかなく、しかも水を汲みあげる桶も壊れちゃってるよという、まだまだ整備が必要な段階。
翡翠先生の本には、「せっかく力があるのに余計なことにエネルギーを使っているから力を発揮しきれていない(要約)」とあります。
これを見たときに本業の仕事を日々もっと頑張らないとなぁと思ったのでした。ここのところ自分の業務と力に限界を感じており、打破するためには淡々とどぶ板営業をすべきなのかもしれないと考えていたのです。
気がそれて思いもよらないミスが発生したこともあり、日々の仕事に集中して気を引き締めないとねと。
翡翠先生からは、「その解釈は表の仕事に活かすといい。でも、井戸は無意識への入り口でもある。その底の方にいるということは、綺麗事だけじゃない泥の混じった無意識にアクセスしやすい場所にいるということ。占いには良いのでは」とのお言葉が。
「無意識へのアクセス」と聞いて思い至ったのが、今、自分自身の抱える問題に向き合おうとしていることでした。一回ちゃんと向き合わないと、ずっと同じ事を繰り返したり、望まない結果を得ることになってしまうため、根本的にどうにかせねばと動いているところだったのです。
酒田しらふという水の湧く井戸を皆に使ってもらうために、今ここでメンテナンスをする必要があるのでしょう。ゆきの先生からも「デトックスという感じですね」と。
また、先日の占い練習会で「来年の占い活動へのヒント」をお互いに読み合った際、翡翠先生から定期的に記事や占いを書いたり、鑑定をした方が良いとのアドバイスをいただきました。これも日々のルーティンということで水風井的です。
イベントでデビューさせていただきましたが、占い師として「オン」の状態だよと定期的に外に向かって発信しておく必要がありますね。できるだろうか……(するんだよ!)。
プライベートでも、ここ数年は何かを得ようと外に向かって必死になっていましたが、最近は朝起きて仕事をしてお昼ご飯を食べて夜になったら寝るという当たり前のルーティンをしっかりしたいと思っていたところでした。
水風井の上爻を目指して、日々淡々と堅実に過ごしていきたいものですな!
そして「水風井2爻」の之卦は、水山蹇!!
ぎゃーん!いわゆる四大難卦といわれる厳しい卦で、冬の雪山で足が凍えて動けないという意味があります。
本業の業界も会社の業績も大変厳しいので冬山にいるような気持ちになるのかもしれない。
ただ、私にとっては水山蹇は油断せず備えれば無難になる卦なんです。
わたしは細々と日常生活で易を立てているのですが、夏の旅行を占って出たときは、冷房がキツくて足が冷えるのかもとサンダルで行くのをやめてスニーカーに変更したところ、2日で4万歩あるく旅になったので大正解でした。サンダルで行っていたら多分歩けなくなってた。
またアルバイトの1日の成り行きで出たときは、持ち物チェックを入念にしたり、買い物も余裕を持たせたり対策して無事に過ごせたり。
厳しい環境のなかでどう生きていくのか、対策をうっていれば無事に過ぎるはず……過ぎてほしい……!!!過ごさせてください、お願いいたします!!
そういえば来年はマラソン大会に出たり、冬山にいく予定もあるので用心したいと思います。油断大敵やで。
水風井2爻の裏卦は「火雷噬嗑」!
これも穏やかじゃない。邪魔者や障害物をバリバリ噛み砕く卦です。しらふはピンとこなかったのですが、他の出席者さんから「美味しい固いものを食べるとか。よく噛んで食べるとか」というヒントが!!
わ〜〜〜! 昨日、飲むようにご飯を食べているからよく噛まないといけないと思ったばっかりだ〜〜!!とドンピシャでした。
よく噛まずに早食いをするから時々胃が痛くなるし、食べ過ぎて太りやすくなっちゃうんですよね。
今年はよく噛んでたべます!!!!
終わりに
さてさて長々とメモ代わりに書いてしまいました。
良い卦がでても良いことばかりじゃないし、厳しい卦がでても悪いことばかりじゃない。
5年にわたり年筮を立てるなかでそう思うようになりました。
とりあえず2025年はセルフメンテナンスの年なのかな。
大体予想通りにはいかないので、来年またしっかり振り返っていきましょう。
皆さま、今年も1年大変お世話になりました。
2025年が皆さまにとって、世界にとって、そして自分にとって、良い年になりますように。