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占いを通して知ってしまったこと

小さいころ悩み事があればタロットリーディングをしてもらって、身の回りに起こる問題や悩みを解決していた。

占いをしてもらった結果通りに未来が展開していくことがほんとうにあった。まるで正夢を見ているように。

学校で学ぶ勉強は、今の自分の悩みを解決してくれるわけではないし、未来を教えてくれるわけでもない。

学校でも占いの授業をしたらみんな幸せになるのに。そう思っていた。でも悪い人たちが占いの知識を知ってしまったら大変なことになるかもしれないしなぁとも思っていた。

きっと学校で学ぶような常識的な世界とはまた違う不思議な世界がきっとこの世にはあるということは当時から感覚的に理解していた。

今この世の中で当たり前に教えられていることや常識は、いかに不思議な世界を否定していくかということに力を注がれているように思う。心霊現象なんてなくてそれはすべて科学で証明できること。

人の心なんて読めないと心理学部の最初の授業で教えられるほど、この世は賢さやエビデンスというコトバを武器に不思議な世界を攻撃していく。

占いのような不思議な世界を悪い人たちに知られたら大変だもんなぁという当時の思いがふと頭をよぎる、、

???

でももしも、すでに知られていたとしたら?きっと一般の人には知られないようにその世界を独占してしまうのではないか??

占い師たちは潜在的に知っている。この世には科学やエビデンスでは証明できない世界があること。そしてその力は誰にもあることを。

もしも、その力を全ての人が取り戻してしまうと困る人たちがいるということ。だからこそ占い師たちは悪い人、魔女たち、狂人、頭の悪い人として、この世から排除しなければならない、、

本当のことはシンボルを通して、おとぎ話を通してしか伝えられない。論文の世界はデジタル(マトリックス)の世界に乗っ取られてしまったから。

占い師たちは理解している。自分たちの使命を。おとぎ話を通してみんなの中に眠らせてしまった本当の自分を思い出させなければならない。

この世に散りばめられてしまった心のかけらのメッセージを聞かなければならない。

ただの占い。意味のない、ただの気休め。愚かな人が好むもの。だけれども愚者だけが宇宙の秘密へとたどり着くことが出来る。


こんなおとぎ話はいかがでございましょうか?


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