ついに語る。ASCについて ①

私(わたくし)はホロスコープについての説明を度々してきました。
多くの人が自認している星座は太陽星座です。そして過去の投稿のなかで、恋愛であれば金星を見ることの大切さ、また心の安定や健康のためには月を見ることが大切だとお伝えしてきました。
そして今回は少しだけアセンダント(ASC)について説明します!
 
ASCはホロスコープ解釈においてとてもとてもとても大事です。しかし、自分のアセンダントの星座を知っている人はほとんどいないでしょう。
 
ホロスコープの惑星たちを解釈する際には、・サイン・ハウス・アスペクトの大きな3つの要素があります。

サインは星座のことです。

ハウスはその人が生まれた「時間と場所」がわからないと作成できません。
「時間と場所」、、、つまり私たちがこの世で生きる上で避けることの出来ない2つの制約です。ASCを考える上で重要なのが「ハウス」と呼ばれる要素です。
ハウスの読みはより個人的で具体的になります。アストロロジーの解釈において、出生時間と場所がわからないと具体的な解釈ができなくなってしまいます。

ハウスには全て12ありますので、サインと同じです。
そしてサインにそれぞれ意味があるように、ハウスにも意味があります。
またハウスとサインの意味は対応しています。
つまり1ハウスの意味は1番目のサインであるおひつじ座と対応します。サインが上位概念であり象徴的であるので、ハウスはより具体的な意味を導きだせます。


例えば6番目の星座であるおとめ座は「労働好き」「綺麗好き」といった性質があります。それを6ハウスという具体的な読み方で読むと「職場環境」「掃除の仕方」と読めます。
 
今回のテーマであるASCは実は「1ハウス」です。ASCはその人が生まれたその瞬間に東の位置から上昇しようとしているサインがなんなのか?によって決定します。
ASCは、この世で生きる「あなた自身」であると言い換えることができます。
ASCを通してあなたは、この世を見て、この世と関わることになります。あなた自身をあらわすので、見た目や性格もASCの影響を強く受けます。
そして、ASC解釈が有用なのは、その人の人生の「統治星」を知ることができます。

サインにはそれぞれ相性の良い惑星が設定されており、その惑星がその人のキャラクターや生き方のスタイルを支えてくれます。
その人のASCサインにある、支配星がその人の「統治星」になります。
 
それぞれのサインの支配星は
おひつじ座=火星
おうし座=金星
ふたご座=水星
かに座=月
しし座=太陽
おとめ座=水星
てんびん座=金星
さそり座=火星
いて座=木星
やぎ座=土星
みずがめ座=土星
うお座=木星
となります。
まずは皆さんのASCと統治星を調べてみましょう!(ホロスコープを調べて中心に赤道の位置に通っている線の左側の線に接触しているサインがあなたのASCです)

②へ続く

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