あなたはどっち?好きな仕事をやりたいか嫌な仕事をしたくないのか
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どうもこんにちは!
「ちはるのうらない屋さん」
占い師の佐藤ちはるです。
今日も夜中(朝方)にネタを思いついてしまったよ。
Twitterで呟こうかと思ったけど短くまとめられそうにないなって思ったのでnoteに書くことにしました。
「好きなことで生きていく」
って、よく聞きますよね。好きなことだけして生きていけるわけない、という意見やそれに挑もうとして頑張っている人など様々見受けられます。
今回は、「好きなことで生きていく」を決めた人の中にも2つのパターンがあるのではないか?という自論を元に、主にフリーランスに向けての記事を書いていきます。
「好きなことで生きていく」の内の2パターンとは
好きなことで生きていくと決める人には、2つの異なった理由を持つ人々がいると考えます。
ひとつは、好きなことを仕事にしたい。好きなことやっててそれで稼げるなら一番いい!という言葉の意味そのまんまのタイプの人。
もうひとつは、サラリーマンは嫌だけど仕事にしたいこともない。ならば自分に出来ることをやってそれで稼ごう、というタイプの人。
フリーランスになるからには、どちらのタイプも「サラリーマンが嫌だ」もしくは「向いてない、ムリ」という人が多いと考えます。
フリーランスになったらわかるよね?始めの内は稼げなくて、これならサラリーマンの方が楽に稼げるじゃん、ってなります。この時、2パターンのどちかによって行動も変わります。
好きなことを素直に仕事にしたい人は、好きなことにかける情熱もあるので生活費のためのバイトをすることなどが可能です。(という傾向にあると考えます)
サラリーマンが嫌だからフリーランスになりたい人は、サラリーマンはムリなんです。比較的、バイトもムリめです。好きなこと云々よりもサラリーマンやりたくない気持ちが大きいから、この生活を選択した人々だから。なので生きるためになにがなんでも金になることをしよう、と考えがち。つまり、こっちの人の方が結果的に成果が出やすいのではないか、と考えます。
この2つについて、もう少し掘り下げてみます。
好きなことだから続けられる
先に挙げたパターンの人たちです。好きなことで稼いで生きていきたい、という人たち。
このパターンの詰みポイントは、「他のことでは稼げない」と思い込むこと。
例えばマンガを描くのが好きだったら、マンガをたくさん描いてTwitterに上げるとか、誰かの体験をマンガにしますよって募集してみるとか、やったりしますよね。
そこで、例えばその人は掃除がプロ級だったとします。業者じゃないのかレベル。もしかしたら前職でやってたのかもしれません。
友達に頼まれて掃除をやった、それが好評だったのでまた頼まれて……と、そしたらそれを仕事に出来そうですよね。でもマンガ描きたいんですよ。お金になるならやるけど、でもマンガ描きたいんだよ。
ここで一度マンガを捨てるか、捨てなくても置いておくか出来ないと、遠回りになると思います。
逆に、このパターンの強いところは「好きなことを続けるためならなんでも出来る」というところ。
お金が無くても耐えられる。生きていけないほどになったらバイトもできる。ちょっとくらい食べなくても好きなことに没頭できるならそれでいい。
この人たちが上手くやっていくには、好きなことだけではなく他の何らかのスキルと掛け合わせてサービスを打ち出すとか、好きなことに関して変態的に掘り下げその異常さをウリにする、こういう案が浮かぶのですが、どうでしょう?私はコンサルとかやらないのでこれくらいしか言えませんが。
絶対にやりたくないことはやりたくない
好きなことがあるから、よりもサラリーマンが嫌だからなんとか生きる道がないか、から出発した人たち。
このパターンの詰みポイントは、「得意なこと以外は出来ないと思い込む」こと。
きっと、何かしらスキルがあったからサラリーマンの道を諦めたはずです。そのため、会社を辞めてからやりたいことは自分の中で決まっていることも多いですね。寧ろ、会社を辞める理由にするくらいのことなのでそこそこ得意なことでしょう。(もちろん、理由にしない人もいるでしょうが)
ただ、好きな気持ちでやっているかと言うとちょっと違ったりします。ただそれが出来るからやるだけ。つまりその時点では情熱はないです。
このパターンの人の特徴は「自分に自信がない」こと。そのスキルしかないから、他になにかやれると思えない。そもそもサラリーマンがムリだからフリーランスを目指したんです。サラリーマン時代に自尊心などズタボロになっている可能性が高いです。
そしてこのパターンの強いところは「冷静に仕事のことを分析できる」というところ。
得意なことを仕事にする、これは道具を使うことに似ています。(好きなことを仕事にする人は子育てに似ている、感情が入ります)
自分自身と仕事自体がイコールで繋がりにくく、そのことが仕事を冷静に考えることに繋がると言えます。
この人たちが上手くやっていくには、なんにでも手を出すこと・学び続けること・時には得意を手放す勇気を持つこと、などではないかと思います。
実は、自分がどちらか把握していない人が多い
私、佐藤ちはるの例でお話しましょう。
私はタロットスクールに通っていて、それから当たり前のように占い師になるんだろなーと思っていました。当時はカルチャースクールで学んでいたので、言ってみれば娯楽として学んでいるようなものです。でも自分の感覚としては専門学校のように捉えていたようで、このまま占い師になるんだろうなぁ、と。
でもすぐには事業届も出さず、イベントなどに参加するばかり。実際はバイトなどしてお金を稼いでいました。自分でも、いつ占い師になるんだろ?と思ってはいました。
ここまでは「占いが好きだから占い師になる」に近い感覚です。
でも、その後のバイト勤務の経験で「私、雇われで働くのムリ」ってなりました。サラリーマンがムリってやつです。そして段々、占い師しかないなと思うようになりやっと事業届も出してなんとかかんとかフリーランスになったのです。
ここまで聞くと「サラリーマンが嫌だから得意なことやるってことでしょ?」と思いますよね。でも私はそう思っていなかったんです。本当は「占いが好きなの!好きでたまらないから占い師やってるの♡」って言えないこともわかっていたのに。その自覚がなかったんですね。
言い換えれば、「占いが好きなのではなく、ただ占い師スキルがあるから占い師を選んだ」という言語化が出来てなかったのです。
そして、このことに気づいたのはごく最近、この数年の内です。
「好きなことで生きていく」の裏には、嫌な仕事したくないから得意なことやって生きていくという人がかなり隠れていると思います。
自分がこの2パターンの内どちらか把握いておくことによって、行き詰まった時にどうしたらいいのか対処法が違うので一度よく考えてみることをオススメします。
パターン別・行き詰まった時の対処法
素直に好きなことで稼ぎたい人。
好きなことをやっていく上で、苦手なことを探して見つけましょう。そしてそれを得意な人やプロにお願いしましょう。よくあるのが、事務作業が苦手という人。マンガ描きたい人がずっと描いてくために、めちゃくちゃ苦痛な事務作業を自分でやらなきゃいけなかったらすっごい効率下がりますよね。いいもの描きたいのに、でもこれ終わらせないとダメとか。
これは例えなので、色々自分に当てはめて考えてみてください。お金払ってプロに頼むのが一番ですが、家族を雇う形でお願いするという手もあると思います。
また、自分の得意を探してください。当たり前のようにできること。それは自分ではわかっていないことが多くて、他人から指摘されても「え、こんなの普通だよ」ってなりがちです。でもそれが必要なアイテム。
そこを意識すると、好きなことをやっていくためのブースターになります。あなたが苦手を誰かに頼むように、誰かからなにか頼まれるかもしれない。ちょっとオカルト的ですが、そこの循環が生まれることで自分の仕事も上手く回っていきます。
嫌なことやりたくないから得意で稼ぎたい人
得意の中身をもっと細かく見ましょう。例えば占いが得意だとして、占いの中でなにが得意なのか?もしかしたら人と話すことかもしれない、人当たりいいことなのかもしれない、言語化することかもしれない、人に寄り添うことかもしれない。そしたらその中に苦手も見えてくるはずです。
そうすると、(占い師の場合ですが)苦手はやらない、という選択肢もあることがわかります。
また、他の得意も探しましょう。今やっている仕事以外に得意なことがなにかあるかも。それも今の仕事に組み込むことはできないか?得意なことは自分ではわかりにくく、つまり息するようにできること。それを加えることができれば更に今の仕事が楽にできそう。
そして、好きなこともやろう。得意なこと=今の仕事、それとは別に好きなことってありませんか?でもお金になりそうにないからやらないんですよね。趣味だと思ってるから。それを仕事と掛け合わせるのもアリです。個性を出すため。自分が趣味でやってることを、仕事としてやっている人と比べると悲しくなるかもしれません。でも今の仕事があるでしょ。それとなんか上手く合わせてみるんです、試行錯誤してみましょう。
最後に(オマケ)
実はこれを書こうと思ったのは、自分のこと言いたかっただけなんです。
私は占い好きで占い師なのではなく、占い師スキルがあるから占い師やってるだけなんですよ、って。
占い師の売り出し方としては最悪ですが(笑)
でもクライアントからすれば、占い師が占いを好きかどうかよりも、占い師としてちゃんと伝えてくれるか?役立つことが聞けるか?私を安心させてくれるのか?という方が大事だと思うんですけどもね。
ここまで言っておきながら、「学問としての占い」はめちゃくちゃ好きです。占いを勉強することとか歴史とかね。
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今回の時給設定:300円
かかった時間:2時間
書き終わったら、時給500円くらいだったかなぁと思いました。途中で要らんこと増やし過ぎた感。
でもこういう感覚を意識しながら書くとどんどん記事書けますね。我ながらいい方法だわ。
ということで600円のお値段設定をしています。
なんのこっちゃ?と思われた方はこちらの記事を参照ください。
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