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うさぎ、はじめました。

最後の記事は1月13日で、ものの見事に3ヶ月放ったらかしていた。

冬休み明けに「ようやく1人の時間が・・・っ!!」と小躍りしながら、マガジン【ただいま親権者変更の調停中】を締める最後の記事を書き終わり、さぁさぁ次は何のマガジン(ネタ)を書こうか考えていたら3ヶ月経っていた。

私の2月と3月を見かけた方はコチラまでご連絡ください。


何がそんなに忙しかったのかと振り返ってみても、ベッドとコタツに潜ってゲームしてる自分しか思い出せないから、たぶんゲームに忙しかったんだと思う。ちなみにマイクラです。

それと、2月の後半にNewファミリーを迎えたことも忙しさの言い訳にしたい。


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Newファミリーはウサギ。
チモシーを盗み食いしてるベストショットをご堪能あれ。

約20年ぶりに飼うことになったウサギ。しかし室内で飼うのは初めてである。

20うん年前、まだまだ可愛らしい一桁の齢だった私。
家の裏に住んでいた幼馴染が2羽のウサギを飼っており、そこで出産した仔ウサギを3羽か4羽か・・・なんだかわちゃわちゃするほどの数を譲ってもらって育てていた。

親ウサギを飼ってる幼馴染の家がすでに外飼いで育てていたため、何の違和感もなく仔ウサギも外飼い。だって学校のウサギも外やん。だから「ウサギ=外にウサギ小屋」が普通の飼い方だと思っていた。

そんなある日。

新参者として家にビーグル犬が登場。
それに伴いウサギ小屋も強化し、しばらくは犬とウサギの素敵な共存生活を送っていた。

が。

自然界の本能はそう甘くない。


「犬がウサギ咥えてったよ」


犬は庭を駆けずり回っていた。
それを家のリビングでくつろいで見ていた私の次兄(20数年後、甥っ子の誘拐犯と私の元義母に喧嘩売られることになった兄)が、しれっと「友達来てたよ」くらいのテンションで言って来た。

そのしれっとさらっとした言い方のせいで、思わず「へー」と聞き流しそうになってしまった感覚を今も覚えている。

ちょっとは焦らんかい。

私の側で聞いていた母は驚き、急いで庭へ出る。
私は幼かったせいかその現場を見せられることもなく、気付けばさっさと片付けられていた。

母のおかげでトラウマは何もないが、狩猟犬のDNAは未来永劫受け継がれるんだな、と幼いわりに悟りを開いていた。


それ以来、ウサギを飼う機会もなく、また飼いたいなと思うこともなく、月日は流れ一桁の齢だった私は三十路をとっくに過ぎた年増女に進化した。

ちょっとダークなウサギの思い出を持つ私が、またウサギを飼うことになったのは殿のサプライズというか思い付きというのか、そんな突拍子もない行動の果てである。

「用事の帰りにショッピングモールに行こう。ペットショップあるよね」

ペットショップで犬・猫を見てハァハァ(*´Д`*)するのがペットショップの楽しみ方と信じ込んでいた私は、今日もハァハァ(*´Д`*)させてくれるのかと楽しみにしていた。

時間は夕方。
息子’sの学校がちょうど終わる時間帯だったので、学校帰りにそのまま連れて家族総出でショッピングモールへ繰り出した。


「どの子がいい?」

犬・猫コーナーをひと通りハァハァ(*´Д`*)し終わった私を小動物コーナーに連れ出し、ミニウサギの仔ウサギが並ぶケージの前で聞く殿。
どの子がいいかと聞かれても、私の中でペットショップはハァハァ(*´Д`*)するところなので『いずれ飼うときのリサーチかい』と思い、

「あー。この子かなぁ。茶系いいね」

耳がピンと立った茶系ネザーランドドワーフのコロコロとした小さい小さい仔うさぎが可愛かった。
ウサギのちょっとダークな思い出を思い出しながら、ケージに入ったウサギを眺め「狩猟犬は危険だよ」と無駄な念を送る私。
ウサギも本能で分かるだろ。

私が念を送っているとも知らず、殿はケージを見て「あ」と呟き、店員さんに話しかけていた。よく見るとケージには2日後の日付が販売予定日になっている。

「ここはダメ。次」

「??」

ハァハァ(*´Д`*)するためだけに来ていたと思っていた私は、次のペットショップをスマホで探す殿を見て「こいつ、今日ウサギ買う気なんか!」とようやく気付き、遅れて衝撃を受けた。同時に、息子’sも「え、今日買うの!?」と衝撃を受けた。

殿の行動に私ら親子3人は完全に意表を突かれ、( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)3人並んでこの顔でスタスタと前を歩く殿を追いかける。

結果、ホームセンターにあるペットコーナーに行き着き、そこで我が家のアイドルとなる『ネザー系』と書かれたミニウサギを見初め、奇しくも2021年2月22日『猫の日』に我が家はウサギを迎え入れた。


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ウサギは警戒心が強いと言ったのは誰なのだろう。

入居1週間で、彼はコタツの魅力に魅せられ伸びまくっている。
なんなら2ヶ月近く経った今は白目を剥いて眠り、まぶたを閉じてると思ったら口が半開きで寝ている。お前の警戒心とは。

この2ヶ月、慣れぬウサギの世話と、粗相の後始末に1日中追い回され、気付いたら夕方だったという日が続いていた。だが、それも今はウサギ仕様の家に徐々に変えていったので粗相もほとんど無くなり、トイレットペーパーとビニール袋とリセッシュを持って追いかけ回す時間がPC作業の時間に。素晴らしい。そして物覚え良過ぎだろウサギ。

20数年ぶりに飼ったウサギは、あの頃知らなかったウサギの良さを教えてくれる。

名前を呼ぶと来るとか。

かまってほしい時は、歩く私の足元を八の字走行で邪魔してくるとか。

久しぶりにかまってくれた殿には顔中舐めまくって嬉しょんするとか。

自分(ウサギ)より下だと認識した次男のベッドに我が物顔で居座り粗相するとか。

バナナやリンゴを舐めさせてくれた長男が何か食べてると「よこせ!」といわんばかりに飛び乗ってくるとか。

息子’sが楽しそうに並んでゲームしてると、毎回真ん中に入っていってゲームの邪魔をして粗相するとか。

なんだか犬を飼ってるような感覚にさえなるウサギ。
意思表示を粗相で示すのも犬っぽい。


そんなこんなで、ウサギ日記始めます。




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あんこ
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