変態おじさんを退治した話。
変態の観察日記としてマガジンにしました。
くだらないですがお付き合いください。
前回はこちら
毎日毎日、明けても暮れても私への愛が溢れ返ってとどまる事を知らず、過ぎる愛情表現が変態行動という変わった彼氏です。
この日の私は寝間着のワンピースを着ていた。モコモコ生地で暖かいヤツ。エロさというより、普通に可愛い寝間着だ。
彼氏はこのワンピースの寝間着がお気に入りらしい。
理由は
裾からガサっ!と手を突っ込めば全身撫でまわせるから。
至極変態的である。
隙あらばイタズラをしようと企む変態は、いつ如何なる時もチャンスを狙っている。
この日は私が食後の片付けをするために立ち上がった瞬間を狙ってきた。
食べ終わった食器をまとめ立ち上がった私のワンピースの裾をケツが丸出しになるほど丸め固めた。もはやワカメちゃんどころじゃない丸出しっぷりだ。
私は両手いっぱいに持った食器で直せない・・・。
クソ・・・と思いながら数歩先のキッチンへ移動する。
後ろを振り返る。
仰向けになり覗く変態1匹。
私「・・・楽しいか?」
変態「うん!」
楽しそうに床で転がる変態を尻目に、ワンピースの裾を直しながら、干してる食器マットを取りにキッチンからベランダへ移動する。
うちのベランダ側にはベッドがあり、ベッドと窓の間の上部に部屋干し用のスペースを作ってある。
私は部屋干し中の食器マットを取ろう窓とベッドの隙間に入ると、転がっていた変態が何やらゴソゴソと動き始めた。
「(またくだらない事を考えてるな…)」
私の変態感知センサーがピコンピコン鳴っている。
だが私はそれに付き合う暇はない。
さっさと食器を洗って家事を終わらせないとアイスを食べられる時間が刻一刻と迫っているのだ。
私はササッと食器マットを取り、キッチンへ戻る。
すると、さっき転がっていた位置からベッドの下に潜り込んだ変態の下半身が投げ出されている。
私「何してんの」
聞くほどでもないが、恐らくベッドの下からスカートの中を覗こうとしていた。変なおじさんかよ。志村かよ。
彼氏「しまった!間に合わなかった!」
私「ぬかったな!」
無防備な息子とボールをズボンの上から鷲掴みひねり潰す。
もだえる変態。
私はリアル変なおじさんを退治した。
借金地獄に仏!生きる活力になります!