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子どもの通帳をつくる時の注意点 |子どものマネー教室

お年玉は、子どもにとって
”お金に触れる”良い機会なので
新年から「子どものマネー教育」スタート!

第一弾は、リアルお買物ごっこ

おもちゃのお金を使って、大人みたいにお買物。
大人のマネは楽しいので、ごっこ遊びも盛り上がり
大好きな遊びの一つになりました。

そんな風に楽しくお金のことを学ぶ
FP1級✖️保育士ママ”子どもマネー教育”
第二弾の今回は
「子どもと一緒に通帳をつくろう!」です。

おもちゃの通帳でも作るの?
いえいえ、本物を作ります。
子ども名義の口座を新規開設するということです。

子ども(未成年)でも口座開設できるの?
できます。何なら赤ちゃんからでも作れます。
もちろん保護者が手続きすることになりますが。

結局は親が手続きするので
親にとって都合の良い銀行になりがちですが
ここは、子ども最優先で銀行選び。

将来どこに行っても使えるように
「郵便局」にしました。
全国津々浦々、どこにでもありますもんね。

私も初めての通帳は、郵便局でした。
お年玉をもらって、貯金しに行くと
窓口のお姉さんが「えらいね〜」と
たくさん褒めてくれて子ども心に嬉しかったです。
当時は預けるだけで、ぬいぐるみやグッズを
いっぱいもらえたので、それも楽しかったなぁ。

そんな窓口のやり取りが
「貯金の体感」として思い出に残り
金銭感覚を培えた理由の一つになっています。

私が子どもの頃は「貯金が全て」でしたが
今は、投資や運用でお金を動かすマネーリテラシーも高まっています。
ただ運用するにも元手は必要。
「貯金」を制する者は「運用」も制す!です。

というわけで、3歳の我が子に
👩「きょうは、つうちょうをつくるよ」
👦「ツウチョーってなあに?」
👩「お年玉をだいじにあずかってくれるんだよ」
👦「ふぅ〜ん」(何だろう?とキョトンとした顔)

よくわかんないけど何だかおもしろそう!と感じ
「いこう!いこう!」と乗り気になっていました。

郵便局は何度も用事できたことがあるので
子どもにとっても馴染みがある場所。
今日はそこで何するのかな?
「ツウチョー」って何だ??
そんな子どものワクワクした気持ちが伝わってきました。


近所の郵便局は小さいので
混んでいたら日を改めようと思っていましたが
幸いお客さんもおらず、空いていたので決行!

「子どもの通帳を作りたいのですが…」と申し出ると
さっと手続きの準備をしてくれました。

どこの銀行も同じですが
反社やマネーロンダリング、架空口座の防止で
以前より新規口座の開設前チェックが厳しめです。
申込書のほかに、確認書類も色々あります。

流石に3歳では自著は無理なので、親が代筆。
とはいえ、文字に興味が出てきている我が子に
「いま、〇〇くんのおなまえをかいてるんだよ」と
状況説明しながら書きました。

すると窓口の方も、子どもに
「ぼくのつうちょう、できるよ!うれしいね!」と
声をかけてくださり、今日はママの用事ではなく
自分に関係のあることだとわかったみたいです。

窓口のお姉さんとおしゃべりしながら
手続きを進め、通帳のデザインを選ぶ時にも
気を利かせて「どれがいい?」と子どもに聞いてくれました。

3種類から選んだのは、かわいいイラストの表紙。
子どもも自分で選べたので嬉しそうでした。

あっという間にかわいい通帳ができ、子どもに
見せると「ツウチョー!」と喜んでいます。
そんな姿に何だか私もほっこり。
郵便局の皆さんもニコニコ笑顔。

いつもより時間がかかったのに
丁寧に手続きしてくださり感謝です。
ありがとうございます!

出来立てホヤホヤの通帳。
郵便局の隅っこでこっそり二人で見ます。
👩「これが、つうちょうだよ」
👦「ツウチョーかわいいね」
👩「これはだいじなものだよ」
👦「わかった!」

どこまで理解できているのかわかりませんが
「ツウチョー🟰大事」というのは伝わったみたい。
帰ってきてからも、郵便局でのことを
何度も話していたので、楽しかったみたいです。
よかったよかった!


さて子どもの口座開設にあたり注意したことです。
まずは、子ども専用の印鑑を準備すること。

開設手続きは親がするので、一緒の印鑑にしたら
管理がラクそう!と思いがちですが
後々面倒なことになるので
はじめから用意した方が無難です。
わざわざ作らずとも、百均で売ってる印鑑でOK!

なぜ印鑑を分けるかというと
子どもが自分で管理できるようにするためです。

例えば、子どもが親元を離れる時、同じ印鑑だと渡せないので変更手続きをしなければなりません。
同じ印鑑では、お互い管理しにくいので分けた方が良いということです。

そして、もう一つの理由は
”名義預金”と疑われないようにです。

名義預金は、口座名義人と実際に預けているお金の持ち主が違う貯金です。
例えば、祖父母が孫の名義で口座を作り、内緒でお金を貯めてる場合など。
相続税や贈与税の申告時に指摘されやすく
子どもの口座は名義預金を疑われやすいです。

そうならないために、まず大切なことは
• 本人が通帳のことを知っている
• 本人が通帳や印鑑の管理をしている
• 本人が自由にお金を使える

3歳児が今すぐ自己管理をするのは無理ですが
通帳のことはもう知っています。
1stステージクリアということで
来年からのお年玉は自分で入金チャレンジしてみよう!

そして、どうしても欲しいものがある時は
お金を貯めて、出金して使うことにも
どんどんチャレンジしてほしい。
お金は使うとなくなる。だから大事に使うことを
子どものうちに学んでほしいからです。

そんな願いも込めて、お年玉解禁元年に
通帳を一緒に作りに行きました。楽しかったね!

⚠️ご注意
預金額によっては、親から子どもへ通帳を渡したタイミングで贈与税の対象となる可能性があります。
詳細については税理士にお問い合わせください。

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FP1級/保育士 たりたりメロンパン
たくさんのnoteがある中で最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます😊 記事を通じて出会えた一期一会を大切に、noteを楽しんでいけたらと思います。 よろしくお願いいたします。