大学教員のお給料と恋愛事情(2)
お疲れ様です、URAKOMEです。
本シリーズ第二弾として、大学教員のお給料を調べる方法を書いていきたいと思います。
ただし、国立大に限ります。
また、臨床(病院)の医師や歯科医師の場合はバイト(外勤)や当直があるためもらう給与が(基礎)研究者よりも多くなるので今回は外します。
また、私大についても今回は省きます。
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<要点>
・Googleで検索!
・給与は経歴と勤務成績で上がり方が変わる
・研究者というのはお金に無頓着な人が多い
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Googleで検索!
一般的な基礎研究者で国立大学の場合、Googleに「〇〇大学 給与」を入れると文部科学省の公表している給与水準等が出てきます給与水準等が出てきます給与水準等が出てきます。
例えば東京大学の場合、「平成29年度 国立大学法人東京大学の役職員の報酬・給与等について」というのが出てきます(下記一番上)。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400064717.pdf
上記リンク内をスクロールして見ていくと、下記のような大学の年齢別での年収の分布表が出てきます。
*教育職員(大学教員)のグラフを見てください!事務職員等のグラフもあるので注意!
次に、その下に職位ごとの年収分布表が出てきます。
*これも教育職員(大学教員)のグラフを見てください!事務職員等のグラフもあるので注意!
教授は¥19,067〜9,055と1千万円くらい幅がありますが、学長・理事などの執行部の先生の給与と考えられ、普通の教授がもらえる給与と考えてはいけません。
助教の場合、¥8,572〜¥5,237(千円)、平均年齢は40.3歳と記載されています。下記の分布のグラフから年齢幅が見れますが、高齢助教と若い助教が混在しているため、ぶっちゃけよくわかんない!状態になっています。
そこで一番参考になるのが、4 モデル給与になります。
事務・技術職員と並んでいますが、教育職員(大学教員)の方を見ると3例書いてあります。
この数字が大体その大学で最もらしい額になります。
大学間の差でいうと、大都市だと地域手当が高く、家族がいると扶養手当が出ます。
そのため、都会で家族がいると多くなりますし、田舎の大学で独身だと少ないです。
大学で言えば、旧帝大だと多くなります。田舎の地方国立だと少なくなります。
田舎でも45歳の准教授で年収750万〜、50歳の教授で年収850万〜といったところでしょうか。都会だと100万くらい高いかな。
年齢と役職が上がると若い頃の色々な差が出るので算出しづらいですね。
役職がつくと手当で年収が増えたりしますので。
まぁ、総じて上記の額くらいはもらってるということです。
所属先にもよりますが、好きな仕事して、会社員より時間に自由で上記の給与だとどうでしょうか?人によっては恵まれていると思うかもしれません。
ちなみに大学教員の登竜門であるポスドク(博士研究員)は、以前お示しした通り大学教員と比べて給与は安いし、安定してないです。
研究者というのはお金に無頓着な人が多い
これは研究者の特性というか、そもそも研究が好きなので研究者になったわけです。
研究ほど割に合わない仕事はないんじゃないかと思います。
時給換算したら奴隷並みです(笑)
なので、お金が好きな人は研究者にはならないと思います。
お金の使い方が下手な人も多いように思います。
お金の管理は奥さんがされている人が多いように感じます。
財布の紐は握っていたい!という人は研究者を結婚相手にされるといいかもしれません(笑)
ざっくりですが、国立大教員の給与がどのくらいかを簡単に調べる方法を書いてみました。
ご参考になれば幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
Merci.